点心・麺の販売で元気な武夷。最近はなかの4つしかないテーブルで簡単な物は食べられるようになったと感じていたが、本日前を通ればタテ看板が出されていた。そこには、芋団子が入った麺と「ワンタン+拉麺600円」と言う物がだされていた。これを逃す手はない。入店してみた。
内部で食べられる食事は、①さつま芋団子入りスープ②拉麺とワンタンスープセットの2種らしい。写真も上手に撮られており、なかなかおいしい。中では丁度従業員の昼食中。その中に入れていただいた。冷たいウーロン茶が出される。家庭的な雰囲気のテーブル4人席が4つ、16人が最大食べられる店舗。何とも落ち着く。
居間まで、天龍菜館(西門・路地)が最低限と思っていたが、これに匹敵する(いや席数・面積はこちらの方が小さいであろう)が最小と判断していたが、市場通りの翠亨邨茶寮の三つどもえとなりそうである。調理は奥の調理場でしているらしい。若者が私のオーダーを伝えに行っていた。
店内では当然点心も食べられ。往来する人・常連客が時々立ち寄り、購入していた。小さな店舗であるが様々な物が販売されている。どうも、「紫菜餅」と言われる、特製お総菜パンが人気らしい。何か信州方面で販売されているおやきの中華版のような物のようである。
突然奥のドアが開き、若者の母親のような方が普段着で登場。百均で売っていそうなトレーにのせられたセットを持ってきてくれた。だいぶ前、香港の屋台で食べたようなラーメン。ワンタンも小降り丁寧に仕上げられている。おいしそう。
拉麺は、一見単なるゆで麺。確か下の方に味が付いたスープが入っているはず。かき混ぜてみた。やはりそうである、胡麻風味の強めのスープが入れられていた。中華街にしては珍しい平打ち麺。おいしい。私は好きである。
ワンタンは全く味が付いていない。ゆで汁そのまま。それが澄んでいるのだからたいした物。さすが点心の店である。まずは拉麺を食べ、その汁で食べるのが流儀(確かめたわけではないが)らしい。これも良く合う。取り皿さえあれば、醤油と酢で食べてもみたいところだった。一見少ない量であるが、なかなか。満腹となりました。
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