いろいろなセットメニューも繰り出し、永福楼ががんばっている。家庭的な雰囲気が残っていてほしい。
750円(料理1品+ご飯+ザーサイ)
以前あった(とはいっても営業は,2年ほどではなかったか)「菊花」という店に変わり,その店の外観インテリアをそのまま活用し,この店が開業した。そんなわけで,なかなか気がつかなかったが,よく見れば割安感のあるメニューと魅力あるランチが出ていた。
私には,以前のイメージが強く有機栽培のあきたこまちを食べさせてくれる,おしゃれな店という印象が強い。ランチは4種用意されている。なかなか他店ではみられないメニューも多い。私が入店しても店員は後ろを見て,何も反応しない。店内の客が私の存在を知らせてくれた(まずは印象が良くない,10席ほどしか1階にはない)。おしぼりと,箸が運ばれてくる。メニューをみて,どれがお勧めかと言えば,「何を(好み)食べたいですか」と聞き返す。どれも自信があるというらしい。「豚肉とインゲンの炒めもの」というものを注文してみた。メニューを見せてもらいながらしばらく待つ。すぐに,スープと漬け物が運ばれてきた。程なく料理もラインナップ。スープは,干しエビなども入るなかなかのもの。やや大きめの器に十分な量が入っている。ザーサイも非常に薄く切られたものが,上品に仕上げられ(やや量が少ないが)ている。
メインのインゲン炒めは,青椒牛肉絲の牛肉版に,インゲンを多少入れたようなもの。量はやや少ない。しかし,味はなかなかのもの最後に片栗で上手に調整されている一品である。タケノコ・タマネギなども入っていたが,それぞれの炒め具合も適度であり,シャキシャキしている。インゲンも同様である。インゲンがふんだんに入っているものを想像した私には多少拍子抜けではあったが,満足できるものであった。ご飯は,非常においしい。炊き具合・素材ともによい。
先ほどいた客が,会計時に「杏仁豆腐がひどい」と苦言を述べていた。どのようなものかと思い食べてみれば,その通りひどい。汁の味付けもそうであるが,具の堅さ出来具合もほめられたものではない。簡単に言えば,水っぽい杏仁豆腐に堅い具が入っているお菓子。中華街で出す物ではない。前の客の言い分を認めざる得ない。しかし,奥の方では「なにいってんのよ・・」というような会話が中国語でされている。先々が多少不安な店でもある感じがした。
ランチ例)週替わりで丁寧な、メニューが準備される。
Aあさりの卵炒め Bインゲンと豚肉の炒め物 C D
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