
中華街の方には申し訳ないが、最近ランチが定番のメニュー(麻婆豆腐・エビチリ・レバニラなど)が多くなってきている。特徴ある料理が少ない。たぶん通常のお客を考えてのことと思うが・・・・。しかし、まだまだ店舗週替わりで特徴的な料理を出してくれる店がある。その一つが「六福楼」。中山路を関帝廟を超え、石川町側にいったところで地道な経営をしている。
もう一つ、残された伝統(サービス)が残る。ご飯がおひつで提供される。これも以前は多かった。偶然ではあるがランチでお櫃を出す店がどういう訳か閉店。10店舗程度となってしまった。お盆の時期ではあるが、混雑を避けて路地に。やはりすいていた。1階は私のみ。「冬瓜のおいしいスープ」。味が優しい。塩味とスープを基本としている。
当然ご飯はお櫃で提供。自然においていった。スープは一気に飲み干してしまう。お変わりは残念ながらない。どうもサービスの女性が奥さんではない。料理はご主人のようである。お櫃をあけご飯を準備。料理がくる気配を感じ、待つ。鶏肉+イカこの組み合わせはよくある。「甘味噌炒め」がイメージがわかない。出てきたものは、茶色い料理。そうか本当に味噌炒め。
彩りからいえば何か寂しい。そこは中国家庭料理の店。食べてみれば期待通り。海鮮と肉が調和した味。クワイであろうしゃきしゃき感のある野菜(百合根かもしれない)・タマネギ・ネギもはいっていた。食感もおもしろい。鶏肉は一度揚げられたもの。化粧包丁の入ったイカも同様。一気にあえて炒めたのだろう。オイスターソースも入っている。ちょうどよい甘みおいしい。
とりにくいのでスプーンを所望し、ご飯にのせながら食べる。食が進む。自然とお櫃に手が伸びる。おきまり(勝手に私が決めている)通り、お櫃のご飯を完食。おなかも十分満たされる。大きめの器(ご飯じゃ椀)入れられた杏仁豆腐を食べて終了。満足しました。お茶もその都度(本当は水飲みの提供)次いでくれた。
中華街ランチでは恒例としている、食べた容器をまとめれば(そのまま持って行けるように)終了。感謝する。
六福楼(中山路)が再開、「五目かけご飯」を食す。
「以前イメージ」
六福楼「上海・北京」 045-664-9699 ブログ ブログ ランチ
600円(料理1品+スープ+ザーサイ+ご飯+デザート「杏仁豆腐」)
開帝廟の近くの中山路の延長線に,非常に小さな店がある。1階が厨房と10席ほどの空間。2階で円卓1卓とテーブル4席程度の小規模の店舗である。常連のような客層が目立ち,集まってきているようである。うれしいのは土曜日にもランチがあることである。
多少コクに欠ける感のする味付けだが,素材が吟味されていることが食べてみれば解る。調理人がこだわっている証拠であろう。食べるほどに素材の良さが解ってくる。六福とは6人の家族で幸せに営むという意味が込められているらしい。その雰囲気が十分に感じられる。
コース料理も2000円程度から10000円まで幅広くある。
ランチ例)週替わりで特徴のあるメニューが並ぶ
ABCD
土曜ランチ有り,日曜ランチ有り(950円)
「一時閉店していたが2010春再開」 ブログ
本日確認すれば、六福楼に看板が出ている。まだランチがないようだが、麺が600円。どうしようかと迷っていると扉が開く。どこかで見た顔。謝謝に居たおばさん。覚えていたらしく、答えてくれた。こうなると入らぬ訳には行かない。引き込まれる。
聞けば、六福楼の女将さんと古くからの友人らしい。牛ばら肉入り蕎麦を勧められたが、どうも重い。女将さんが「五目かけご飯」を促してくれた。ちょうどご飯ものを食べたかったのでそれにする。
メニューをじっくり見ると、ほとんどの「麺」「丼」が600円。グランドメニューそのものがランチ価格。すばらしい。それでは両派と思えば、先客の女性の(五目)炒飯がすごい量。程なくで出来た私の丼も、ご飯が多い。
特記すべきは、五目。いや8目ほど。覚えているだけで①鶏肉②豚肉③ハム④イカ⑤エビ⑥筍⑦白菜⑧ほうれん草⑨葱⑩キクラゲ、それも肉・魚介類は十分な下ごしらえがされている。それに片栗がまぶされ一度揚げられている。したがって素材の鰺がそれぞれ味わえる。
同然通常メニューだから、スープはつく。オーソドックスな醤油スープ。懐かしい味。残念なのは、漬けもの(ザーサイ)はつかない。時々箸休めにしたい。味は当然美味しい。以前の味がよみがえっている。これからがまた楽しみである
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