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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

またも実話の恐ろしさ!「黒い司法 0%からの奇跡」

2020-03-18 09:53:57 | 日記
東宝シネマズ日比谷で上映中の「黒い司法 0%からの奇跡」です。
80年代のアラバマ州で起きた実話を映画化したもの。
これが実話という辺りに、アメリカの人種差別の恐ろしさを感じます。

1980年代のアラバマ州。
1人の黒人が逮捕されるところから、話は始まります。
ウォルターという男。
容疑は、18歳の白人女性を惨殺したというもの。
判決は死刑。
この男、白人女性と浮気した事があり、世間の見る目は、冷たかった。

ここで登場するのが、若き黒人弁護士•ブライアン。
学生時代、死刑囚を救えなかった苦い経験がある彼は
絶望の縁にいる人を救おうとする使命感を持っている。
ウォルターの事件を洗い直したブライアンは、
彼の無罪を証明するために奔走する
というお話。

完璧な証拠を揃えたブライアンが、
事件の再審を請求する裁判。
これが認められないシーンは、驚きました。
いくら黒人差別の激しい州とはいえ、法治国家のはずなのにねぇ。
これが、まだ半世紀も経っていない時代の実話とは•••
ちょっと信じられない話でした。