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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

石丸幹二&笹本玲奈「ジキル&ハイド」

2023-03-25 10:43:41 | 日記
東京国際フォーラムホールCで上演中の
「ジキル&ハイド」です。
今回は、「石丸ジキル最後の変身」
と銘打っての公演。
鹿賀丈史ジキルから跡を継いだ石丸ジキルの最終公演。
ホリプロのドル箱ミュージカルなので、同時に
「柿澤ジキル実験開始」
柿澤勇人が跡を継いでいくようです。

2001年に初演されたこの公演。
当時は、日生劇場での上演でした。
劇場に入ると、舞台上からザワザワと音が聞こえ
これから始まる物語への期待が膨らんだものですが
残念ながら、国際フォーラムに舞台が変わってからは
そんな猥雑館はなくなってしまいました。

また、笹本玲奈演じる娼婦のルーシーがハイドによって惨殺される場面
切り裂かれたルーシーがベッドの上で仰向けになり
衣服が真っ赤に染まるという演出もなくなった。

ついでに言っておくと、ハイドが理事会メンバーを殺しに行く場面
最後に残ったメンバーは、何もされていないのにショック死するという
ちょっとコミカルなシーンがあったのですが、こちらも演出変更。

それでもジキルが歌う「時が来た」ルーシーの「新たな生活」などの
ビッグナンバーの素晴らしさは変わらず
今回はマエストロの塩田明彦さんが、美しいメロディ奏でてくれました。