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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

三谷幸喜&内野聖陽&瀬戸康史「笑の大学」

2023-03-01 10:36:11 | 日記
PARCO劇場で上演中の「笑の大学」です。
1996年に、西村雅彦と近藤芳正の2人で上演された
お芝居。
今回は、内野聖陽と瀬戸康史が挑みます。

昭和15年、戦時色が濃厚になっていった時代。
劇団「笑の大学」の座付作家•椿一(瀬戸)は
警視庁検閲係に、上演許可を貰いに行く。
検閲係は、新任の向坂睦男(内野)
彼は、この戦時下、喜劇などもってのほかという思想の持ち主。
なんとか、上演中止に追い込もうと、無理難題を押しつける。
が、椿は、見事にクリア。
より面白い台本に仕上げてくる。
そして•••
というお話。

1時間50分 休憩無しの2人芝居。
向坂の出す無理難題が面白い。
「警察署長を出せ」と注文。
椿が要求に応えると
「必然性が感じられない」
そのうち、2人は、共同で難題に立ち向かうようになる。
このあたりは、初演の西村•近藤ペアの方が面白かった。

一方、内野•瀬戸ペアは、年齢差があるせいか
親子のような感じ。
それゆえか、ラストも変わっていました。