立川談志師の「談志の日記1953 17歳の青春」です。
タイトル通り、17歳の談志師の日常を描いた日記。
新年所感に始まり、12月30日までが大学ノートに綴られている。
後書きで、師の長男•松岡慎太郎さんが書かれていますが
なぜ、大晦日の日記がないのかは、謎とのこと。
17歳の松岡克由青年としての日記は、
「女学生と付き合いたい」とか、新宿末広亭のお茶子さんとのデートとか
淡い部分も多い。
ま、私が生まれる前の話ですから、男女関係にしても
そんな感じだったんでしょう。
その一方、高校中退して落語界に入門。
一種特殊な世界で揉まれていくうちに、
学生生活を続けていり同級生達と乖離していく記述も見られます。
一方、前座の小よし青年。
一番驚くのは、師匠小さんに対する尊敬の度合い。
特に、人格的な部分についての記述には、
師に対する尊敬しか感じられません。
また、落語に関する記述。
毎日のネタが書かれていますが
当たり前ですが、「根問い」など前座噺が多い。
ある時は「うまい!」と自賛し、ある時は「こんなもんじゃダメ」と自らダメ出し。
前座とはいえ、プロの落語家。
そのプライドが感じられます。
タイトル通り、17歳の談志師の日常を描いた日記。
新年所感に始まり、12月30日までが大学ノートに綴られている。
後書きで、師の長男•松岡慎太郎さんが書かれていますが
なぜ、大晦日の日記がないのかは、謎とのこと。
17歳の松岡克由青年としての日記は、
「女学生と付き合いたい」とか、新宿末広亭のお茶子さんとのデートとか
淡い部分も多い。
ま、私が生まれる前の話ですから、男女関係にしても
そんな感じだったんでしょう。
その一方、高校中退して落語界に入門。
一種特殊な世界で揉まれていくうちに、
学生生活を続けていり同級生達と乖離していく記述も見られます。
一方、前座の小よし青年。
一番驚くのは、師匠小さんに対する尊敬の度合い。
特に、人格的な部分についての記述には、
師に対する尊敬しか感じられません。
また、落語に関する記述。
毎日のネタが書かれていますが
当たり前ですが、「根問い」など前座噺が多い。
ある時は「うまい!」と自賛し、ある時は「こんなもんじゃダメ」と自らダメ出し。
前座とはいえ、プロの落語家。
そのプライドが感じられます。