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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「野田版愛蛇姫」

2024-07-25 12:26:25 | 日記
BS松竹東急で放送された
「野田版愛蛇姫」です。
2008年8月に、歌舞伎座で上演された作品。

客入りの悪かった「ニッパチ」の興行。
幹部俳優が休む時期。
まだ若手だった勘三郎さんが中心となって
色々な企画を催した。
その流れのなかでの上演。

来月の歌舞伎座も、
京極夏彦さんの作品を
幸四郎 勘九郎 七之助らの出演で上演されます。

さて、「愛蛇姫」
濃姫 勘三郎
愛蛇姫 七之助
木村駄目助左衛門 橋之助(現 芝翫)
斎藤道三 彌十郎
織田信秀 三津五郎

作•演出 野田秀樹

という豪華メンバーです。

オペラ•アイーダ
古代エジプトの作品を
戦国時代に置き換えたもの。

美濃の道三は、尾張に攻め込もうとする。
総大将に選ばれたのは
木村駄目助左衛門
キムラダメスケザエモン
つまり、ラダメス^_^
見事、尾張を討伐して、尾張に凱旋する駄目助。
濃姫は、駄目助に想いを寄せている。
が、駄目助は、濃姫の婢女•愛蛇姫と恋仲。
そして、愛蛇姫こそは、尾張の織田信秀の娘。
信秀は、姿を変えて、美濃に落ち延びてくる。
そして•••

勘三郎 三津五郎と、2人の名優が
既に、この世にいない
というのは、あまりにも儚い。
そんな印象でした。