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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「立川談春40周年記念興行」

2024-10-25 10:37:55 | 日記
1月から有楽町朝日ホールで始まった
「立川談春40周年記念興行」
いよいよ、ラス前。
今回も、「火事息子」は口演されず^_^

人情八百屋 談春
仲入り
子別れ 談春
というプログラムでした。

「人情八百屋」
初めて聴いたのは、家元。
あまり演り手のいない落語ですが
この噺好き。
ま、どうしても「唐茄子屋政談」の方演りますよね。
私が好きなのは、冒頭の八百屋夫婦の会話。
助けた貧乏母子の様子が心配で、訪ねることにする。
「いくらか持っていきたいんだけど•••」
「全部持ってきゃいいよ」
「大丈夫かい?」
「なんの為に、私がいるんだい。やりくりするさ」
江戸っ子ですね。

「子別れ」
こちらも、師匠の色が濃く残っている落語。
父親から貰った50銭。
「色鉛筆 買いたいんだ」
「なんで?」
「真っ青な空描きたいんだ」
紙一枚に描かれているのは、ただ空の青さだけ。
実は、これが亀の一番の父親との思い出だった。
父子ですね。