プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「錦秋十月大歌舞伎 玉三郎&仁左衛門 婦系図」

2024-10-31 09:17:39 | 日記
歌舞伎座へ行ってきました。
このところ、幕見ばかりでしたが
今回は3階席。
「おめで鯛焼き」も買えた^_^

夜の部
もちろんお目当ては
玉三郎 お蔦
仁左衛門 主税
の「婦系図」
先生は、彌十郎でした。

と言っても、私、「婦系図」って、ほとんど知らない。
もちろん、泉鏡花の原作は読んでないし
知っているのは
有名な
「別れる切れるは、芸者の時に言う言葉
今のわたしには、死ねと言って•••」
って言うセリフと
「湯島の白梅」の
「湯島通れば思い出す お蔦主税の心意気♪」
という歌詞くらい

今回観て、なぜ、お蔦が、そこまで追い詰められるのか
主税が、なぜ、先生に逆らえないのか
が、分かりました。
にしても、玉三郎丈 素晴らしかった。
「湯島境内の場」で登場すると、そこは
泉鏡花の世界になる。
お蔦という元芸者は、こういう人なんだ
と、観る者を納得させる素晴らしさでした。

夜の部 もう1本は、「源氏物語」
私は見てませんが、今、大河は紫式部ですから
タイミングぴったり。
「六条御息所の巻」
光源氏を染五郎
六条御息所を玉三郎
新聞評によると、今、大和屋さんは、こうやって若手を
鍛えているそう。
そんな体験できる染五郎 果報者です。