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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

民族の争いを描いた「判決 2つの希望」

2018-10-05 10:41:05 | 日記
日比谷シャンテで上映中の「判決 2つの希望」です。

レバノンを舞台にした映画。2人の男が主人公。現場監督をしているヤーセルは、パレスチナ難民。もうひとりは、トニー。自動車の修理工 レバノン人。
まず場面は、ヤーセルの仕事現場。仕事をしているヤーセル達に、水がかかってしまう。犯人は、2階に住むトニー。ベランダで花に水をやっていたのです。 注意するヤーセル。排水管が壊れていることに気づいた彼は、新しい排水管を取り付ける。が、トニー 感謝をするどころか、その排水管を壊してしまう。2人の喧嘩が始まります。

互いに 謝ろうと思っては居るのですが、会えば意地の張り合い。ついには法廷闘争に持ち込まれてしまう。背景には民族の対立があるだけに、周囲もヒートアップ。国まで乗り出す騒ぎになっていく。
「ただ、謝罪だけが欲しかった」
願いは これだけだったのに、動き出した歯車は、もう止まらない。そして•••

宗教 民族が絡んでくる映画ですから、その辺りが詳しければ詳しいほど、よく理解できる作品です。生憎 私は、その辺りは 知識ゼロ。それでも、2人の主人公が うまく描けているので楽しめました。
よくできた脚本だと思います。


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