TKO×浜口倫太郎「転落」

作家の浜口倫太郎さんがTKOの2人に取材して
書いた小説「転落」です。
一時は、テレビの人気者として活躍していた
TKO。
が、木下が後輩へのパワハラで事務所を退所。
残った木本も、投資トラブルにより、退所。
現在は、フリーで活動している。

2人が出会った中学生時代から
「松竹芸能」入りしてからの低迷期
一念発起して、東京に進出したものの
やはり売れず。
ようやく、「レッドカーペット」で人気者に。
安定期に入ったと思ったら
スキャンダル勃発！

こうした経緯が、木本の視点から描かれている小説。
仲の良い「よゐこ」や「千原兄弟」の話
先輩の鶴瓶さんの話などを交えながら
物語は進んでいきます。
浜口倫太郎さんという方は、放送作家をなさっていた頃があって
その時からTKOとは知り合いだそう。
そのせいか、辛い部分でも、話が弾んでいるような気もします。

しかし、改めて、芸人社会　浮き沈みが激しいんですね。
たとえ売れていても、将来の不安はある。
特に、若い才能が出てきたら、余計焦りに繋がるでしょう。
それゆえ、危ない投資に手を出してしまう。
理解できます。