「漫才協会 THE MOVIE」

2日続けて芸人さんのお話です。
今日は、漫才師。
ナイツ塙が、会長を務める漫才協会。
会長自ら、色々な芸人を勧誘。
現在、100組以上の芸人が所属。
浅草の「東洋館」をフランチャイズに頑張っている。
なにしろ、芸人さんですから、変わった人もたくさんいる。
そんな面々を取り上げた映画。
サブタイトルは
「舞台の上の懲りない面々」


1日に公開されたばかりの映画。
昨日は、舞台挨拶。
登壇者はナイツ　ねづっち　ロケット団　宮田陽•昇。
それぞれ、見どころを挙げてくれましたが
なかで、気になったのが
「我々も知らない芸人がいる」
という話。

映画終盤、登場したのが高峰コダマさんという方。
20年以上、東洋館の舞台にも上がっていない
という謎の人物。
それでも年会費は払っていて、協会員の資格は有している。
払う理由は
「高峰　という芸名を絶やしたくないから」
なるほど。
確かに、ケーシー高峰さん以来、いなくなったのかも。

ほかに、印象に残ったのが
オフの草野球の時。
若手が膝小僧を出してプレーしていると
怒る塙会長。
若手は「目立ちたいから」
と理由を説明するが、
「着替えろ」
と、マジのダメ出し。
これ、実は、塙会長の師匠•内海桂子師匠の教え。
脈々と続く芸の伝統。
そんな一面も垣間見せてくれる映画でした。