プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

エロ グロ•••松尾スズキ「業音」

2017-09-02 11:42:12 | 日記
池袋シアターイーストで上演中の「業音」です。松尾スズキらしいエログロさ満載。そこに、人間の業 神とは何かという問題が関わってくるのですから、正直1度観ただけでは、よくわからない舞台でした。
冒頭から、いきなりショッキングな場面。車のボンネットの上に血まみれの女•杏子(伊勢志摩)が乗っています。周りには杏子の夫•堂本こういち(松尾)の姿が。不注意ではねてしまったのが、元アイドルの土屋みどり(平岩紙) マネージャーの末井明(皆川猿時)と共に 必死に謝りますが、末井は許しません。杏子は、この事故で脳を損傷し、一生植物人間として生きなければならなくなってしまったからです。彼は、みどりを拉致し、結婚してしまいます。奇妙な共同生活の始まり。そこに、謎の老婆•財前(宍戸美和公) ホモの丈太郎(村杉蝉之介)宇都宮からアイドル目指して上京したものの、結局身体を売って生きるしかない ぽんた(池津祥子)克夫(宮崎吐夢)の姉弟らが絡んで物語は進んでいきます。
舞台で次々役者が裸になり、SEXシーン ホモシーンなどの猥雑シーンが繰り広げられる この舞台。その一方、コミカルさもあり、時には人間の業にも触れるという2時間ノンストップのお芝居。松尾スズキの世界に、そう慣れてはいない私としては、ついていくのに精一杯でした。


コメントを投稿