2012年06月23日(金)
北高岩駅ー八戸駅5.7Km -陸奥市川駅 8.3Km -下田駅 5.2Km-向山駅5.3Km
歩いた距離約24.5Km
天気予報を見ながら日程を考えた。ここ1ヶ月近くは時折暑い日もあったが肌寒い日が続いている。
予報では今日は曇りがちで所によっては雨らしい、明日からは晴れ時々曇りという予報だった。
車には昨夜のうちにキャンプ用品を積み込んでおいた。
前回の経験から不必要な物は持たずに済ますようにした。
ただし着替えは充分に持った、前回着替えが少なくて同じ下着を2日間も着続けて不快な思いをしたのだ。
だが長袖シャツと長ズボンの着替えを持つことは考えていなかった、晴れ時々曇りなら暖かくて長袖は要らないだろうと考えたのだ。
朝の5時には起きだして朝食用のトーストと残り物のサラダ、トマトジュース、バナナなどを持つ。残しておくと帰ってくる5日後には腐っているだろうから、今日のうちに食べてしまうのだ。
もちろんガソリンは昨日のうちに満タンにしてある。
5時25分に家を出て快調に走り、7時5分には三戸の道の駅に到着した。
ここで朝食にする。
雨は降っていないがヤマセだろう、かなり肌寒い。半袖では無理で周りの人もみな長袖の上着姿だ。
8時20分に北高岩駅に着いた。
駅前に車を停めさっそく歩き出す。
8時50分には櫛引橋の前を通る。いつもは車で右方向の八戸市内へと向かうが今日は直進し八戸駅と歩く。
「ひといち」と読む。おや、”日”の部分はどこへ消えたんだ?
天候は悪く風はかなり冷たい、半袖シャツの上に薄手のウィンドブレーカーを着ているが手がかじかむので手袋をした。
9時35分に八戸駅に到着。ホテルメッツやコンフォートホテルなど真新しいホテルが立ち並ぶ。
駅前にはユートリーという観光施設があったのでトイレを済ませる。
中には八戸祭りの大きな山車が展示してある。
駅前からは八食センターへのバスが出ていた。土曜日ということもあるのだろう車内は立つ人も多く込み合っていた。
駅のコンコースは観光客でかなりの賑わいだった。
駅の中をさっと見ただけで歩き出すと雨が降ってきた。
風も出てきて小型の折りたたみ傘だけでは濡れてしまう、デイパックからレインスーツを出して着込む。ゴアテックスではないので少し歩くと汗で中が濡れてくるのだが仕方ない。
歩道橋から八戸駅を望む。新幹線、(旧)東北本線、JR八戸線が乗り入れているのでさすがに駅構内は大きい。
雨の中を歩くとスピードは出ないし疲れる。
新幹線の脇の道路を歩いていったら道が途中で途切れてしまっていた、足元が悪いのでイヤだが田んぼのあぜ道を通って国道45号線へと出る。
途中で八食センターの脇を通る。今日は土曜日ということもあり駐車場は大混雑だ、中に入っても買い物をすることも出来ないので外観だけ見ながら通り過ぎる。
しばらく行くと青森まで100Kmの標識があった。「うーん、100キロか、遠いなあ」と独り言。
雨は降り続いている、すでに靴は中まで水が入ってしまった。
地図はMapionのをプリントして持ってきた。Googleの地図よりずっと見やすい。
八戸の基地に着陸する自衛隊機の姿が見えた。
11時50分に陸奥市川駅に到着。
駅前はこんな感じだ。
レインスーツを脱いでタオルで水気を拭き取る。
初日のうちにできるだけ歩いておきたい。2日目、3日目になると体力的にキツくなり、今回の旅で青森に到達できなくなりかねないからだ。
10分だけ休憩して歩き出す。すぐに「おいらせ町」へと入る。
次の駅までは4.6キロほどだから13時25分には下田駅に着いてしまった。
この駅には「停車場中心 655K330M」の標識があった。
駅の写真を撮っただけで歩き出す。
駅前の歩道にあった卒業記念の手形。
毎年このような記念手形を町中に残していたら面白いだろうなあ。
すこし行くと「下田橋」がある。その河川敷はきれいに整備されていて公園になっている。
この川は鮭が上ってくる川なのだろう。「しもだサーモンパーク」という名前である。11月には鮭まつりというのも行われているようだ。
雨は霧雨程度になったので、傘だけでも大丈夫だ。ここでレインスーツを脱いで水分を拭き取りデイパックにしまう。
右足首の甲の部分が痛い。サロンパスを持ってきているので貼ってしのぐ。
とにかく歩いていると足のどこかに痛みがくる、ウォーキング用のスティックがあれば少しは楽かもしれないが、いまは我慢だ。
県道8号線を三沢方面へと歩く。
この道路は車で走るには快適な道路だと思うが歩き旅にはイヤな道路だった。
道幅が狭いのにかなり交通量が多いのだ。
道路はまっすぐで信号も無いのでどの車もかなりスピードを出している。歩道が無いだけでなく歩行者が歩くスペースさえも無いので、車が来るたびに道路わきの草むらに避けなければとても危険である
いちいち車を避けていたのではさっぱり前に進めない。どうやら土曜日ということで小川原湖へドライブする車のようである。
やっと向山駅への標識が見えてきた。
「男前豆腐店」があった。店の名前は知っていたがこんなところに工場があったとは知らなかった。
その工場の一角に「仙人水の里」というのがあって、ポリタンクに水を詰めている人が並んでいた。
豆腐つくりには美味しい水が欠かせない。この水があってうまい豆腐が作れるのだろう。
やっと向山駅が見えてきた。
15時15分に向山駅に到着。
次の三沢駅までは6キロある。歩き続ければ午後6時ころになってしまうだろうから今日はここまでとすることにした。
駅の待合室にはなぜか会議用テーブルが。もしかしたらここは地域の人たちの集会所としても使われているのだろうか。
ベンチで濡れたシャツや傘を乾かしていると無人駅なのにテレビの音が聞こえる。もしかしたら駅舎の一部が保線作業員などの休憩用として使われているのかもしれないと思ったのだが、なんと駅舎の一部に「駅ミニミュージアム」というのがあった。
中へは入ってみなかったが入り口には懐かしい行先票などが飾ってあった。
それにしてもほとんど人の来ないだろうこの駅にミュージアムを作るとは、よほどの鉄道ファンに違いない。
さてきっぷを買おう。運賃表には北高岩まで550円とある。
だがこの駅には券売機が無かった。券売機が不要なほど乗降客が少ないということだろうか。
16時の列車で八戸駅へ行き、乗り継ぎ列車の時刻を見るとなんと40分の待ち合わせ時間だった。
乗り継ぎ時間を利用して駅そばを食べる、かき揚げ天そばで370円なり。
17時に北高岩駅に到着。
今日は寒い一日だったがレインスーツを着て歩いたので汗をかいた。
はやくお風呂に入って汗を流したい。
車で温泉を探しながら行くと「はちのへ温泉」があった。450円なり。
汗を流してさっぱりしてから今夜の宿泊地を探す。
やっと雨が上がり、青空が見えてきた。夕焼けが美しい。
運良く下田公園というのがあり駐車場も広く、トイレもあったのでここで泊まることにして、さっそくインスタントラーメンの夕食。
この駐車場は広いし、大きな通りではないので車はたまにしか通らないからとても静かだ、道の駅で泊まるより快適だ。
午後8時は寝てしまう。
北高岩駅ー八戸駅5.7Km -陸奥市川駅 8.3Km -下田駅 5.2Km-向山駅5.3Km
歩いた距離約24.5Km
天気予報を見ながら日程を考えた。ここ1ヶ月近くは時折暑い日もあったが肌寒い日が続いている。
予報では今日は曇りがちで所によっては雨らしい、明日からは晴れ時々曇りという予報だった。
車には昨夜のうちにキャンプ用品を積み込んでおいた。
前回の経験から不必要な物は持たずに済ますようにした。
ただし着替えは充分に持った、前回着替えが少なくて同じ下着を2日間も着続けて不快な思いをしたのだ。
だが長袖シャツと長ズボンの着替えを持つことは考えていなかった、晴れ時々曇りなら暖かくて長袖は要らないだろうと考えたのだ。
朝の5時には起きだして朝食用のトーストと残り物のサラダ、トマトジュース、バナナなどを持つ。残しておくと帰ってくる5日後には腐っているだろうから、今日のうちに食べてしまうのだ。
もちろんガソリンは昨日のうちに満タンにしてある。
5時25分に家を出て快調に走り、7時5分には三戸の道の駅に到着した。
ここで朝食にする。
雨は降っていないがヤマセだろう、かなり肌寒い。半袖では無理で周りの人もみな長袖の上着姿だ。
8時20分に北高岩駅に着いた。
駅前に車を停めさっそく歩き出す。
8時50分には櫛引橋の前を通る。いつもは車で右方向の八戸市内へと向かうが今日は直進し八戸駅と歩く。
「ひといち」と読む。おや、”日”の部分はどこへ消えたんだ?
天候は悪く風はかなり冷たい、半袖シャツの上に薄手のウィンドブレーカーを着ているが手がかじかむので手袋をした。
9時35分に八戸駅に到着。ホテルメッツやコンフォートホテルなど真新しいホテルが立ち並ぶ。
駅前にはユートリーという観光施設があったのでトイレを済ませる。
中には八戸祭りの大きな山車が展示してある。
駅前からは八食センターへのバスが出ていた。土曜日ということもあるのだろう車内は立つ人も多く込み合っていた。
駅のコンコースは観光客でかなりの賑わいだった。
駅の中をさっと見ただけで歩き出すと雨が降ってきた。
風も出てきて小型の折りたたみ傘だけでは濡れてしまう、デイパックからレインスーツを出して着込む。ゴアテックスではないので少し歩くと汗で中が濡れてくるのだが仕方ない。
歩道橋から八戸駅を望む。新幹線、(旧)東北本線、JR八戸線が乗り入れているのでさすがに駅構内は大きい。
雨の中を歩くとスピードは出ないし疲れる。
新幹線の脇の道路を歩いていったら道が途中で途切れてしまっていた、足元が悪いのでイヤだが田んぼのあぜ道を通って国道45号線へと出る。
途中で八食センターの脇を通る。今日は土曜日ということもあり駐車場は大混雑だ、中に入っても買い物をすることも出来ないので外観だけ見ながら通り過ぎる。
しばらく行くと青森まで100Kmの標識があった。「うーん、100キロか、遠いなあ」と独り言。
雨は降り続いている、すでに靴は中まで水が入ってしまった。
地図はMapionのをプリントして持ってきた。Googleの地図よりずっと見やすい。
八戸の基地に着陸する自衛隊機の姿が見えた。
11時50分に陸奥市川駅に到着。
駅前はこんな感じだ。
レインスーツを脱いでタオルで水気を拭き取る。
初日のうちにできるだけ歩いておきたい。2日目、3日目になると体力的にキツくなり、今回の旅で青森に到達できなくなりかねないからだ。
10分だけ休憩して歩き出す。すぐに「おいらせ町」へと入る。
次の駅までは4.6キロほどだから13時25分には下田駅に着いてしまった。
この駅には「停車場中心 655K330M」の標識があった。
駅の写真を撮っただけで歩き出す。
駅前の歩道にあった卒業記念の手形。
毎年このような記念手形を町中に残していたら面白いだろうなあ。
すこし行くと「下田橋」がある。その河川敷はきれいに整備されていて公園になっている。
この川は鮭が上ってくる川なのだろう。「しもだサーモンパーク」という名前である。11月には鮭まつりというのも行われているようだ。
雨は霧雨程度になったので、傘だけでも大丈夫だ。ここでレインスーツを脱いで水分を拭き取りデイパックにしまう。
右足首の甲の部分が痛い。サロンパスを持ってきているので貼ってしのぐ。
とにかく歩いていると足のどこかに痛みがくる、ウォーキング用のスティックがあれば少しは楽かもしれないが、いまは我慢だ。
県道8号線を三沢方面へと歩く。
この道路は車で走るには快適な道路だと思うが歩き旅にはイヤな道路だった。
道幅が狭いのにかなり交通量が多いのだ。
道路はまっすぐで信号も無いのでどの車もかなりスピードを出している。歩道が無いだけでなく歩行者が歩くスペースさえも無いので、車が来るたびに道路わきの草むらに避けなければとても危険である
いちいち車を避けていたのではさっぱり前に進めない。どうやら土曜日ということで小川原湖へドライブする車のようである。
やっと向山駅への標識が見えてきた。
「男前豆腐店」があった。店の名前は知っていたがこんなところに工場があったとは知らなかった。
その工場の一角に「仙人水の里」というのがあって、ポリタンクに水を詰めている人が並んでいた。
豆腐つくりには美味しい水が欠かせない。この水があってうまい豆腐が作れるのだろう。
やっと向山駅が見えてきた。
15時15分に向山駅に到着。
次の三沢駅までは6キロある。歩き続ければ午後6時ころになってしまうだろうから今日はここまでとすることにした。
駅の待合室にはなぜか会議用テーブルが。もしかしたらここは地域の人たちの集会所としても使われているのだろうか。
ベンチで濡れたシャツや傘を乾かしていると無人駅なのにテレビの音が聞こえる。もしかしたら駅舎の一部が保線作業員などの休憩用として使われているのかもしれないと思ったのだが、なんと駅舎の一部に「駅ミニミュージアム」というのがあった。
中へは入ってみなかったが入り口には懐かしい行先票などが飾ってあった。
それにしてもほとんど人の来ないだろうこの駅にミュージアムを作るとは、よほどの鉄道ファンに違いない。
さてきっぷを買おう。運賃表には北高岩まで550円とある。
だがこの駅には券売機が無かった。券売機が不要なほど乗降客が少ないということだろうか。
16時の列車で八戸駅へ行き、乗り継ぎ列車の時刻を見るとなんと40分の待ち合わせ時間だった。
乗り継ぎ時間を利用して駅そばを食べる、かき揚げ天そばで370円なり。
17時に北高岩駅に到着。
今日は寒い一日だったがレインスーツを着て歩いたので汗をかいた。
はやくお風呂に入って汗を流したい。
車で温泉を探しながら行くと「はちのへ温泉」があった。450円なり。
汗を流してさっぱりしてから今夜の宿泊地を探す。
やっと雨が上がり、青空が見えてきた。夕焼けが美しい。
運良く下田公園というのがあり駐車場も広く、トイレもあったのでここで泊まることにして、さっそくインスタントラーメンの夕食。
この駐車場は広いし、大きな通りではないので車はたまにしか通らないからとても静かだ、道の駅で泊まるより快適だ。
午後8時は寝てしまう。