東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

東海道本線全線全駅歩き旅 神戸観光 その1

2022年09月01日 | 東海道本線 京都駅から神戸駅
東海道本線全線全駅歩き旅 神戸観光 その1

2022年(R4) 6月2日(木)

雨にも負けず
風にも負けず
冬の寒さにも強い日差しも負けず
欲はあるけど金はなく
毎日スーパーの割引商品を食べ
花粉症にもならず、下痢や腹痛にもならず
日照りの時はだらだら汗を流し
寒さの時はヨロヨロ歩き
脚がデクノボーみたいになっても
なんとかここまで来た


まあ、神戸駅で写真を撮ればあとは用はないわけで(笑)

完歩の祝いは神戸の南京町で中国料理を食べようということだ。



JRで元町まで行き、そこからぶらぶら歩いていく

元町一番街はにぎやかだな。







歩道には神戸市の花、あじさい。



マンホールにはポートタワーなど描きこんである。







南京町も大変な混雑ぶり。











修学旅行の高校生がうじゃうじゃいる。





外国人観光客がほぼゼロでこれだからなあ、外国からの客が増えたら歩くこともままならないのでは?



横浜の中華街は何度か訪れているが、ここ南京町は初めてだ。



なぜかトルコアイス、そしてコロッケ。





修学旅行生のお小遣いで簡単に食べられるメニューがずらりと並んでいる。







一人当たり2000円のお小遣いとして5000人の客が来れば1000万円の売り上げだ。
まさに少額多売、中国人は商売上手。





女子高校生が店の前で列をなしている、女の子は食べるのが大好きだから良いターゲットになる。
スイーツの店は特に人気のようだ。







この店は看板に「正真正銘100%神戸牛」と書いている。



ということは、、偽物も多いということだな。
素人には神戸牛かどうかわかりゃしないからね。
この牛がラインダンスをしているのが100%神戸牛の記しということか。



さてどこで食べようか、どの店も同じように見えてしまう。

適当に選んで入店しメニューもよく見ずにセット料理を注文する。



普段は酒を飲まないが「打ち上げだ、記念だ」と口実をつけてビールも注文した。









で、、、味のほうはどうだったかというと、、ビールが、ビールがうまかった。





かなり以前のことだが仕事中に学生アルバイトと雑談をしていたときのこと、
学生に「これからは中国の時代だ、中国語を学習したほうがいいぞ」と話したことがある。
その頃の中国はまだ文化大革命の残滓を引きずっているようなところがあり“発展途上”と思われていた。
わたしは中国に偏見を持つものではない。だが一党独裁という政治体制は嫌いだ。
でも当時から中国のパワーは感じていた、「中国は経済大国になるだろう」と。
その予感は4半世紀経って現実になってしまった。
あのとき学生に言ったことを自分自身が実行していたならとチト悔やまれる。
まあ、怠け者のわたしだから中国語も身につかなかっただろうと思うのだが、、



食べ終えて外へ出ると、、暑い。







小学生の一団もいる、遠足なのかな。





元町のアーケードには阪神タイガースの自販機があった。





タイガースファンならこの自販機で買ってしまうだろうな。





さて次はどこへ行こうか。



三ノ宮駅までぶらぶら歩く。



三宮駅前には岩とステンレスの組み合わせの作品があった。



バス停には「次は、やきもち地蔵」と書いてある。



「やきもち地蔵」という名前は面白いな。
調べてみたら嫉妬心の「やきもち」ではなく「焼き餅」のほうだった、なーんだ。
彫刻のある道を歩いていったんホテルへと戻る。



部屋のドアには新しいタオルの入ったビニール袋が下げてあった。
このホテルも毎日の清掃は無い、使ったタオルは袋に入れて部屋の前に置くのがキマリだ。
宿泊料金を抑えるためには客のほうもどこかで我慢をしなければならないのだ。
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東海道本線全線全駅歩き旅 続編(97) 元町駅 ―> 神戸駅

2022年09月01日 | 東海道本線 京都駅から神戸駅
東海道本線全線全駅歩き旅 続編(97)

2022年(R4) 6月2日(木) 元町駅 ―> 神戸駅 JR営業キロ1.7Km

東海道本線最後の行程、神戸駅へと歩いていく。



太陽が照り付けて歩道には影がくっきり。



ちょっとさびれた感じの高架下商店街を横目に見ながら歩いていくと、



かっこいいおじいさんがいた。



わたしより少し年上だろうか。
杖を突いているから少し足が弱っているのかもしれない。
高級なファッションを着ているんではないと思うのだが、見とれてしまった。

ファッションは文化だからなあ。
平安、飛鳥の時代の人たちは中国のファッション、文化をかっこいいと思ったから取り入れたはずだし。
昭和の時代ではフランス・パリのファッションやイタリア・ミラノのファッションを真似したりだった。
生活様式もそれに合わせて変わってきたのだ。
神戸や横浜は外国の文化が入ってくる窓口だから着るもの、食事、生活様式も大きく外国の影響を受けているはず、そこから日本中に新たな文化として広まっていったといえるだろう。

わたしもこのおじいさんのファッションを真似しようっと。





変わった形の建物があったのでズームしてみると、



本願寺神戸別院だった。





塔の上部分はミャンマーの寺院に似ているな。



鉄道の高架下は長―い商店街だったようだ。





今は廃墟と化しているみたいだが、夜には居酒屋とかが開くのかな。





道路の向こうに「農業高校レストラン」という看板が見えた。



ほぉー、農業高校の畑で採れた野菜などを食材にしているのかな、、
と、、見ると「居酒屋」と書いてあるではないか。



え? 居酒屋で農業高校、、、、はてな?
つい、農業高校の女子生徒がお酒をお酌してくれるレストランかと思ってしまう。

「まあ、お客さんもうビールの追加どうですか?」
「おお、ありがとう、キミも一杯どうかね」
「でも、わたしこのあと授業があるんです」
「そう言わずに一杯だけでも付き合いなさいよー」

とか、あるんだろうか。
アホなことを考えながらも無事に、、



神戸駅に到着だ。





時刻はちょうど12時だ。



シックな神戸駅の時計をバックに記念写真を撮る。



2010年に歩き始めてから東北本線、東海道本線を歩きとおした。

ボケで駅を2つすっとばしたのが悔やまれるが、それは別の機会に行くことにしよう。





神戸駅は大きな駅ではないけれど歴史を感じさせる落ち着いた雰囲気。







ガラスのピラミッドもあるぞ、ここはルーブル美術館か?







そして忘れてはならない「戦災復興」の記念碑も。







さらになぜかぐるぐる回っている芸術作品、わたしには理解できないけど。





郵便ポストの色が駅舎に合わせてあるのはいいね。





駅舎の中もまるで美術館のような美しさだ。









いいねえ神戸駅、とても気に入りました。
と、、アンパンマンがいた。





地図を見るとここからアンパンマンミュージアムまで500mほどだった。
駅前のベンチに腰掛けて足を見ると、
くっきりと日焼けの跡、ずーっと短パンで歩いていたからなあ。



さて昼食は南京町で食べることにしよう。
その前にキロポストの撮影だ。







お、じつに分かりやすい。
東京から589キロ340メートル。
そしてここから山陽本線が始まるのだ。


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