円安が止まらない。
今年3月のレートが1ドル約107円だったのが9月には1ドルが144円~145円となっている。
かなり大雑把に言って半年で日本円の価値は25パーセントも下がってしまったのだ。
当然このことはわたしのようにギリギリの生活をしている貧乏人を直撃する。
ガソリン、灯油(岩手県では冬の暖房は必須)そして食料品の値上げが家計を圧迫している。
政府は「急激な円安は好ましくない」というようないわゆる「口先介入」だけでやり過ごしてしまおうと考えているようだ。
政治家や高級官僚にとっては平民の生活には関心がない。なにしろ「100万円しか給料をもらっていない」と不満を漏らすほどだからな。
「ほおっておきなさい、あと半年もたてば国民どもは忘れてしまうから」
「まずはワシと国民いや全世界にとって一番大事なことは国葬だぞ、なによりも最優先だ。」
「このワシが正当な後継者だということを日本いや全世界に知らしめなければいかん。あの豊臣秀吉も主君織田信長の葬儀を執り行うことで信長の後継者だと世に知らしめてのだからな。」
とか言ってるんじゃないかな。
彼らにとっては国民の生活よりも「いかに票を集めるか」「どれだけ金を集めれるか」だけが関心事なのだ。
マスコミは「円安が庶民の台所を圧迫しています。」と書き立てる。
これだけ困っている人がいるんだから次回の選挙では与党が苦戦するのでは?という見方も新聞などで騒ぎ立てる。
だが、実際に選挙を行うと圧倒的に与党の勝利になるのだ。
野党がだらしないということもあるのだけれど、やはり日本人は一億総与党支持と言えそうな気がする。
そして日本人は「すぐ忘れる」。与党が不正を行ってもいつまでも追求しない。
「野党が政権を取ってもよくなるとは思えなしなあ。」
というのが庶民の本音だろう。
いまアメリカへ旅行をした人たちから円の下落と現地の物価高というダブルパンチで悲鳴が上がっている。
6月の時点での記事ではビッグマックが1200円だとかラーメンが2000円以上するらしい。
アメリカへ取材で行った人がホテルの料金が値上がりしていて、以前35ドルだった宿が200ドルとかになっていて驚いたと書いていた。
わたしがアメリカへ旅行に行った1990年代は1ドルが135円くらいだった。
コーラを飲んで「ああ、これが135円か」と思ったものだ。
すでにあの時代よりも逆行してしまっている。
バブルがはじけて久しいが「成金」の成れの果てということだろうか。
政治が悪いと言うのは簡単だがその政治家を選んだのは国民なのだ。
なんだか太平洋戦争直前の日本みたいだなあ。
外国、特にアメリカからの締め付けで国民に鬱積していたものが一気に噴き出して戦争へと突き進んだあのころに似てはいないかと思ってしまう。
日本円はこれからも下がり続けるだろう。1ドルが150円とか200円とかになるんじゃないか。
いやもっと下がってしまい1ドル360円の時代に逆戻りするかもしれない。
1ドル360円の固定相場は1973年まで続いたが、あのころをもう一度と日本政府が考えていやしまいだろうか。
日本経済のリセットになるかも。
つづく
今年3月のレートが1ドル約107円だったのが9月には1ドルが144円~145円となっている。
かなり大雑把に言って半年で日本円の価値は25パーセントも下がってしまったのだ。
当然このことはわたしのようにギリギリの生活をしている貧乏人を直撃する。
ガソリン、灯油(岩手県では冬の暖房は必須)そして食料品の値上げが家計を圧迫している。
政府は「急激な円安は好ましくない」というようないわゆる「口先介入」だけでやり過ごしてしまおうと考えているようだ。
政治家や高級官僚にとっては平民の生活には関心がない。なにしろ「100万円しか給料をもらっていない」と不満を漏らすほどだからな。
「ほおっておきなさい、あと半年もたてば国民どもは忘れてしまうから」
「まずはワシと国民いや全世界にとって一番大事なことは国葬だぞ、なによりも最優先だ。」
「このワシが正当な後継者だということを日本いや全世界に知らしめなければいかん。あの豊臣秀吉も主君織田信長の葬儀を執り行うことで信長の後継者だと世に知らしめてのだからな。」
とか言ってるんじゃないかな。
彼らにとっては国民の生活よりも「いかに票を集めるか」「どれだけ金を集めれるか」だけが関心事なのだ。
マスコミは「円安が庶民の台所を圧迫しています。」と書き立てる。
これだけ困っている人がいるんだから次回の選挙では与党が苦戦するのでは?という見方も新聞などで騒ぎ立てる。
だが、実際に選挙を行うと圧倒的に与党の勝利になるのだ。
野党がだらしないということもあるのだけれど、やはり日本人は一億総与党支持と言えそうな気がする。
そして日本人は「すぐ忘れる」。与党が不正を行ってもいつまでも追求しない。
「野党が政権を取ってもよくなるとは思えなしなあ。」
というのが庶民の本音だろう。
いまアメリカへ旅行をした人たちから円の下落と現地の物価高というダブルパンチで悲鳴が上がっている。
6月の時点での記事ではビッグマックが1200円だとかラーメンが2000円以上するらしい。
アメリカへ取材で行った人がホテルの料金が値上がりしていて、以前35ドルだった宿が200ドルとかになっていて驚いたと書いていた。
わたしがアメリカへ旅行に行った1990年代は1ドルが135円くらいだった。
コーラを飲んで「ああ、これが135円か」と思ったものだ。
すでにあの時代よりも逆行してしまっている。
バブルがはじけて久しいが「成金」の成れの果てということだろうか。
政治が悪いと言うのは簡単だがその政治家を選んだのは国民なのだ。
なんだか太平洋戦争直前の日本みたいだなあ。
外国、特にアメリカからの締め付けで国民に鬱積していたものが一気に噴き出して戦争へと突き進んだあのころに似てはいないかと思ってしまう。
日本円はこれからも下がり続けるだろう。1ドルが150円とか200円とかになるんじゃないか。
いやもっと下がってしまい1ドル360円の時代に逆戻りするかもしれない。
1ドル360円の固定相場は1973年まで続いたが、あのころをもう一度と日本政府が考えていやしまいだろうか。
日本経済のリセットになるかも。
つづく