十勝の活性化を考える会

     
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日本の救世主とは・・・

2020-01-02 05:00:00 | 投稿

日本の救世主となる産業は、農業と観光だと思う。なぜなら、農業は食料を産み出し、国を発展させるからである。北海道、とりわけ十勝は、北海道の中でも食糧自給率が千パーセントを超える農業王国であり、農業(畑作、畜産)を中心に、農業機械、製粉、菓子メーカーなどの関連産業も多数ある。従って、これらの産業を活性化し、雇用拡大に結び付けていくのが重要である。なお、活性化にもいろいろあるが、経済の活性化は「GDP」の拡大で、GDPの拡大は、人口増加による消費拡大が基本であり、どのように人口を増やしていくかがカギになる。

 なお、経済の活性化は観光業も忘れてはならない。十勝は四季がはっきりしており美しい自然があり、国内に加えて海外からも大勢の観光客が訪れている。朝ドラ「なつぞら」効果もあり、今がチャンスだと思っている。なお、観光関連には、ホテル、交通機関、カード会社、建設業などのほか、行政機関も含まれる。

 ところで、1980年代の日本の高度経済成長期に、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われた時期があったが、今後、日本経済の復興を遂げるには、「教育」に注力する必要がある。ただし、経済協力開発機構(OECD)による2018年版「図表で見る教育(Education at a Glance 2018)」によると、2015年のOECD加盟国において、国内総生産(GDP)のうち教育機関に対する公的支出の割合を見ると、日本は2.9%で、比較可能な34カ国中で最下位だった。

 

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注) GDP

 

国内総生産。国内で新しく生産された商品やサービスの付加価値の総計。一国の国内の経済活動の規模や動向を総合的に示す指標として用いられ、GDPの伸び率がいわゆる経済成長率に値する。国内総生産には名目国内総生産(名目GDP)と実質国内総生産(実質GDP)があり、実質GDPは、名目GDPから物価変動の影響を除いたもの。また、名目国内総生産を実質国内総生産で割ったものをGDPデフレーターと呼び、GDPデフレーターの変動が物価変動となる。GDPデフレーターの変化率がプラスであればインフレーション、マイナスであればデフレーションの状態とされる。

(出典: ASCII.jpデジタル用語辞典)

 

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