十勝の活性化を考える会

     
 勉強会や講演会を開催し十勝の歴史及び現状などを学ぶことを通じて十勝の課題とその解決策を議論しましょう

空想の世界・・・

2020-01-05 05:00:00 | 投稿

令和元年1126日付け北海道新聞夕刊「昭和の風景」の写真には、以下のとおりの紙芝居に心躍る子供たちの写真が載っていた。

 

小学校時代、街角に飴玉売りながら「紙芝居」を行なう“紙芝居おじさん”が必ずいた。その頃はまだテレビがなく、いつもラジオなどを聞きながら遊んでいた。ラジオ番組は、スポーツでは「プロ野球」や「大相撲」、連続ものでは、「赤胴鈴之助」や「巌窟王」などであった。

 

テレビが出てきてからは、「鉄腕アトム」や「フランダースの犬」などを、やっていた。電話もあったが、遠くにある菓子店に行って架けたが、今は携帯電話やスマホの時代である。

 

確かに生活は便利になったが、70歳前後のシニア世代の人々は少年時代にラジオを聞いて育ち、「空想の世界」を生きてきたのではないだろうか。

だから、シニア世代の人はある程度、人の痛みを分かっていた。そして、いじめはあっても手加減して、人を殺すことはしなかったように思う。

 

帯広北栄小学校に入学した頃、周辺には凍土により地面が盛り上がった「ヤチボウズ」が繁茂していた。そして、「ヤチボウズ」の周りには水田が広がっており、水田のそばを流れる小川には、「ウグイ」や「ドジョウ」がたくさん泳いでいた。たった、60年前の十勝のことある。

 

「十勝の活性化を考える会」会員

 

 

注)ヤチボウズ(出典:ヤフー検索)

 

 十勝の活性化を考える会」会員募集