十勝の活性化を考える会

     
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重賞レースの“有馬記念”

2020-01-13 05:00:00 | 投稿

令和元年1220日付け北海道新聞夕刊の「今日の話題」欄に、以下の記事が載っていた。なお、今年の重賞レースの有馬記念は、6番人気のリスグラシューが優勝した。

 『馬産地日高管内の支局に勤務していたころ、何頭もの名馬を取材した。中でも忘れられないのが、トウカイテイオーだ。

皐月(さつき)賞、日本ダービー、ジャパンカップと大レースを制してきた超一流馬。額に流星と呼ばれる白い線が入った気品のある顔立ちは、多くのファンを魅了した。

その姿を間近に見たのは199310月のこと。前年末の有馬記念で11着とまさかの惨敗を喫し、6月には3度目となる足の骨折が判明。平取町二風谷の牧場で休養していた。

休養当初は馬体に精彩を欠き、限界説も取り沙汰されたが、夏の北海道で生気を取り戻していく。取材に訪れた時は、1年ぶりの有馬記念出走に向け、栗東トレーニングセンター(滋賀県)の厩舎に復帰する直前。早朝の調教で弾むような走りを見せてくれた。

「調子は上がっている。いけるかもしれない」。牧場長のそんな話をきいた。よし

有馬記念の当日、テイオーは単勝4番の低い評価だった。1年間のブランクが敬遠されたのだろうが、場外馬券場で迷わず買った馬券を握り、レースを見守った。

期待通り最後の直線で1番人気の馬を差し、「奇跡」と言われた復活優勝を果たす。夜、配当金で友人らと祝杯の美酒に酔ったのも懐かしい思い出だ。

生産者、馬主、調教酒に厩務員、騎手、そしてファン。1頭の馬に、さまざまな人が夢を託す。そんな競馬の魅力を、場産地に暮らして知った。あさっての有馬記念。

今年はどんなドラマが生まれることだろう。』

 私は若い時、東京競馬場(府中市)での1点買いが当たったことで競馬にはまり、「さすらいのギャンブラー」と言われたが、懐かしい思い出である。

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注) 有馬記念

 有馬記念は、日本中央競馬会JRA)が中山競馬場で実施する中央競馬重賞競走GI)である。

1955年(昭和30年)まで、暮れの中山競馬場では中山大障害が最大の呼び物であったが、東京優駿(日本ダービー)などと比べ華やかさに欠けていたことから、当時の日本中央競馬会理事長であった有馬頼寧が、中山競馬場の新スタンド竣工を機に「暮れの中山競馬場で日本ダービーに匹敵する大レースを」と提案。

当時としては他に類を見ないファン投票で出走馬を選出する方式が採用され、1956年(昭和31年)に「中山グランプリ(なかやまグランプリ)」の名称で創設された。

 しかし、第1回中山グランプリの興奮も冷めやらぬ1957年(昭和32年)19日に創設者の有馬理事長が急逝した[4]ため、有馬の功績を称えて第2回から「有馬記念」に改称。以来、中央競馬の一年を締めくくるレースとして定着した。施行場は創設時より中山競馬場で変わっておらず、施行時期も12月下旬で定着している。

 (出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)

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身の丈問題

2020-01-13 05:00:00 | 投稿

令和元年111日付け「北海道新聞」夕刊の今日の話題欄に、次の記事が載っていた。

 「身の丈に合った」とくれば、後に続くのは、「暮らし」だろう。大学進学で実家を出る時、稼ぎに見合わぬ見栄を張るなと、自分も母に戒められた。

「身の丈に合った進路を」と言われていたらどうだったか。 兄弟が多く、進学は自宅から通える国公立大学に現役で、が暗黙のルールだった。浪人した上、記者になりたいから東京にとは、言えなかったろう。むろん文部科学相の話だ。

 大学入試に導入される英語民間検定を巡り、地域格差や経済格差を懸念する声に「身の丈に合わせて頑張って」と言ってのけた。イヤイヤ、もう十分 「身の丈」を意識させられていますって。

道内の大学進学率は、45%前後。全国平均を大きく下回り、町村部では短大を含めても3割に届かない。通える範囲に大学がない地域が多いことも、原因のひとつだろう。

女子に限ればさらに低い。東京都は7割を超すが、北海道は約4割。男女差は全国ワースト2だ、進学が全てではなし、格差は昔からあって、人は置かれた場所で生きてきた。だが、その差を縮めるどころか、拡げかねない入試改革とは何なのか。雑な制度設計のしわ寄せが「地方」に、中でも真っ先に「女子」に行くのは、とうてい納得がいかない。 (後略)

この格差拡大について、次のように考えている。現代は格差拡大ではなく、階級社会の到来と言われている。ヒンドゥー教のカースト制度ではないが、生まれながらにして階級社会があるのだ。

 世界の長者番付62人が、全人類36億人と同額の資産を持っているという。もし、日本国民の半数が持っている資産と同じ額を、たった一人が独占しているとしたら、多くの人は、「いくら何でも、それはおかしい」と思うだろう。

世界経済に不穏な空気が漂い始めた今、国際貧困支援NGO「オックスファム」の報告が、各国に衝撃を与えている。

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注) カースト制度

カーストとは、ヒンドゥー教における身分制度を指すポルトガル語英語である。インドでは、現在も「カースト」でなく『ヴァルナとジャーティ』と呼ぶ。本来はヒンドゥーの教えに基づく区分であるが、インドではヒンドゥー以外の宗教でも、カーストの意識を持つ者がいる。

紀元前13世紀頃に、バラモン教の枠組みがつくられ、その後、バラモンクシャトリヤヴァイシャシュードラの4つの身分に大きく分けられるヴァルナとし定着した。現実の内婚集団であるジャーティもカースト制度に含まれる。

インドでは、1950年に制定されたインド憲法の17条により、不可触民を意味する差別用語は禁止、カースト全体についてもカーストによる差別の禁止も明記している。

またインド憲法第341条により、大統領令で州もしくはその一部ごとに指定された諸カースト(不可触民)の総称として、公式にスケジュールド・カースト(指定カースト)と呼ぶ。留保制度により、公共機関や施設が一定割合(平均15〜18%)で優先的雇用機会を与えられ、学校入学や奨学金制度にも適用される。制度改善に取り組むものの、現在でもカーストはヒンドゥー社会に深く根付いている 

 (出典::『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)

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