昼行灯(だった)トキの大雑把なひとりごと

クレヨンしんちゃんよりもユルく生きていた(当面過去系)私の備忘録と、大雑把なひとりごと。時々細かく語ることも。

上野動物園訪問記

2014-10-27 20:56:39 | Weblog
最近,生き辛くて仕方ないので,無理やりイベントをこしらえて,それをこなすということをさせてもらっている。
先日は人生初の上野動物園に行ってきた。お目当てはハシビロコウ。
上野旅行は2月以来。前回の国立科学博物館は駆け足で展示を回り疲れたので,今回はそうならないようにと思っていたのだが,やはり駆け足での展示めぐりとなり,そして疲れた。
体力なくなっているっぽい。科博のときに比べても楽しめなかったし。

上野公園の大きさに制約されている上野動物園は,展示動物の種類は格別だが,展示方法等はそれほどでもなく感じた。
それでも集客力はすごい。この日も家族連れやカップルで大賑わい。パンダコーナーは順番待ちの列ができていた。
ハシビロコウは正面入口から一番遠くにあるので,他の展示は手早く回る必要がある。ということでパンダコーナーはスルー。
実は,近くで見れないだけで,遠巻きにならちゃんとパンダは見える。
他の展示も急いで回った結果,ライオン,トラ,ゴリラなどの動物は見落としてしまうことになった。
もっとも,混雑に付き合っているとお目当てのハシビロコウを見る時間がなくなってしまう。ある程度割り切るのは仕方ない。

ハシビロコウのケージにたどり着いたのは午後3時ごろ。
どうやらメス2羽は抱卵中らしく屋内で座り込んでいた。他に3羽がいるはずだが,目にしたのは2羽のみ。
1羽はうずくまって頭だけ見えていた。そしてそのあと見えなくなった。
もう1羽はさかんに巣作りのような行動をとっている。
どちらも網から遠くにいるため,観察しづらい。
その間,他の展示をめぐりながら,ハシビロコウのケージに戻ってみる,という見方をしていた。

気がつくと4時。上野駅に着いてから2時間半ほど経過していた。さすがに疲れてきた。
ハシビロコウはいっこうに近づいてはくれない。
あきらめて,正面入口に戻り,コインロッカーの荷物を取り出す。
しだいに黄昏時となり,このまま諦めて出ようかと逡巡。しかし最後の賭けに,もう一度ハシビロコウのケージに向かってみた。

すると,先ほどよりは近くにハシビロコウが来ていた。ようやく少し大きめの写真を撮ることに成功。
10分ほどで,また遠くに戻ってしまったため,これをもって観覧終了とした。

さて,なぜだろうか,こうしたことをしてみても,気持ちがあまりリセットされない。日常から離れた気がしない。
心を洗えない。何がいけないのだ。