普段は文庫しか買わない私だが、『砂漠』に引き続きこれも購入。山本周五郎賞受賞記念ってことで。
伊坂作品は「主人公が異様な状況に陥る」が、どこか視点が俯瞰的、という印象が強いが、本作の主人公は、とても「俯瞰的」ではいられない。何しろ容赦なく国家権力が追って来る。むろん、最終的には命を奪う算段である。
舞台が仙台だと、毎度のことだが、何となくどの辺りをモデルにしているのかを想像してしまう。主人公が逃走途中で立ち寄るコンビニは、北4のガストだろう。病院は、たぶん仙台オープン病院ではないか?等。
主人公は、どこか孤独に生きているが、それでも、とても多くの人に支えられている。なかなか、こうなるのは難しいな、と思う。だからこそ、小説になるのだろうけれど。
伊坂作品は「主人公が異様な状況に陥る」が、どこか視点が俯瞰的、という印象が強いが、本作の主人公は、とても「俯瞰的」ではいられない。何しろ容赦なく国家権力が追って来る。むろん、最終的には命を奪う算段である。
舞台が仙台だと、毎度のことだが、何となくどの辺りをモデルにしているのかを想像してしまう。主人公が逃走途中で立ち寄るコンビニは、北4のガストだろう。病院は、たぶん仙台オープン病院ではないか?等。
主人公は、どこか孤独に生きているが、それでも、とても多くの人に支えられている。なかなか、こうなるのは難しいな、と思う。だからこそ、小説になるのだろうけれど。
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