「蕎麦 土山人」で、美味しいお昼のランチをいただいた後で、向かったのが最初にも書いた、「念仏寺」
前述ですがこちらのお寺、有馬温泉では最古の建造物といわれています。で、ここのお庭にある沙羅双樹が美しいとのことで、、毎年6月下旬ごろに「沙羅の花と一弦琴の鑑賞会」が開催されているそうです。時期的に少し早かったのですが、鑑賞会前には沙羅の花をイメージしたお茶菓子がいただける「沙羅の茶会」も行われていたので、そちらにお邪魔してみました。
玄関には、「沙羅樹園」の看板が。いけられた紫陽花も綺麗です。
どうやら、こちらの「魚版」を叩くのが呼び鈴のかわりのようです。初めてみました、これ。調べてみたら、これがどうやら、変形して「木魚」になったみたいです。
拝観料は、「500円」お茶とお菓子がついてます。早速、上がらせていただきます。
本殿には立派な阿弥陀如来像が。快慶作だと言われているそうです。
奥に入ると、いくつか庭に向かって席が設けられています。
こちらに席を取り、庭を鑑賞します。
しばらくして、運ばれてきた、「お茶とお菓子」 ほうじ茶とチョコレートのお菓子です。
で、こちらがそのお庭です。手前の石が「蛤石」左手奥が、「雀石」と言われているそうです。
整った枯山水的なお庭の真ん中に立っているのが沙羅双樹の木です。これが樹齢250年の木なんですね。
その木に、白く美しい花をつけています。満開とはいきませんが、上の方に数輪、咲いていました。
古来より、沙羅双樹は「ナツツバキ」とも呼ばれる純白の花で、開花しても一日で散ってしまうため、平家物語の冒頭の句でも例えられているように人生のはかなさを感じられる花と言われています。
儚げだけど、美しい。なるほど・・・。もう少し年を取ると、花に心を動かされるということになるんでしょうね・・。
有馬温泉街を、半日、観光、散策してみました。なかなか雰囲気がよくて、いい感じ。見るところ、食べるところ、お土産屋さんとすべて揃ってて、なかなかいい観光地だと思います。
これにて、観光は終了。宿泊地の「有馬グランドホテル」に向かい、楽しみな温泉と、ディナーに舌鼓を打ちたいと思います。送迎バスに乗り込んで、向かったホテルの詳細はまた後日。
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