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2023 G1 天皇賞・春 回顧録

2023-04-30 22:44:00 | G1レース予想

京都競馬場で行われた天皇賞・春(4歳上・GI・芝3200m)は、中団から徐々に進出したC.ルメール騎手騎乗の2番人気ジャスティンパレス(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)が、先に先頭に立った5番人気ディープボンド(牡6、栗東・大久保龍志厩舎)を最後の直線コースで交わし、最後はこれに2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分16秒1(稍重)。

▲ジャスティンパレスが古馬長距離で初G1勝ちの栄誉を手にしました。レース自体は、アクシデント等もあり難しいレースとなりましたが、そこは鞍上ルメール騎手の手綱さばきが光りましたね。父ディープインパクトにまた一つG1の勲章をプレゼント。これで、「13年連続」でG1制覇の大記録更新です。すでに今年の3歳馬がラストクロップ。クラシックに間にあう産駒がG1勝ちすれば、13年連続クラシック勝ちというとんでもない記録が更新されるわけですが、この馬が一足先に素晴らしい記録を更新することになりました。

クラシックでは手が届きませんでしたが母系は長距離血統で、古馬になってから完成するタイプだけにこれから本格化するでしょうね。タイプ的にはフィエールマンみたいになる可能性があると思ってます。

いただいたコメントに書きましたが、今回、一番展開が向くと思っていたのがこの馬。結果そういうことになりましたが、今日は、この馬にとって、枠、展開が味方してくれましたね。

鞍上のルメール騎手も、有馬記念は面白いみたいなことを言っていましたし、東京コースの中距離ではもっと切れる馬にやられるかもしれませんが、宝塚記念や、有馬記念は面白いかもしれませんね。

2着に△ディープボンド。3年連続、天皇賞・春2着。「令和のステイゴールド」襲名おめでとうございます。今の日本馬の流れからして、この馬がG1勝つとしたらやはり「香港」しかない!かな・・。

今日の流れを予想した時、タイトルホルダーが作る流れで差して来れるのはこの馬くらいだろうと思っていました。勝ったジャスティンパレスは戦前、スローペースでこそ差せている馬だと思っていたので、このペースで差し切ったことで改めて強い馬だと感じさせられましたから。

今年の4歳馬は強いので、宝塚記念だと昨年同様、4着くらいに負けちゃいそうですが、スタミナを問われるレースではまだまだ若いものには負けないぞ!という気概を感じさせられる好走でした。

3着にシルヴァーソニック。これは悔しいなぁ・・。昨年、〇を打った馬ですが、へたくそ川田が落馬してカラ馬のまま2着に好走して最後、あわや大惨事になるジャンプを見せていたこの馬。7歳になり、3000m超えの重賞を連勝していた勢いは本物でした。

鞍上のレーン騎手との相性も良かったんですね。川田と違って。「虎の巻」での買い要素は多かったのですが、一番のネックであった「枠」が死に枠の「8枠」だったこともあり、7番手評価に留まっていました。今年のメンバーでは、ここまで買い目が回せませんでした・・。

ただ、京都開催に戻っても、過去の京都時代だった傾向は継続しているように見受けられましたし、さらに、4角のコーナーが緩やかになっている恩恵か、この馬みたいに差しても届く可能性は多少あるようになったのかもしれません。まぁ、今年は、いろいろ流れがおかしかったこともあるので、一概には言えませんが・・。

今年は、おっさんの6,7歳馬が奮闘する結果になりました。

〇タイトルホルダーは和生騎手が下馬して心配しましたが、ハ行とのこと。レース前にアンカツさんが歩様が怪しいみたいなことを言っておられたみたいですが、直前に何かトラブルがあったのかもしれませんね・・。ただ、ダントツの一番人気だったこともあり、直前で回避できなかったのか?少し残念な結果になってしまいましたが、これだけの馬だし、急逝したドゥラメンテの代表産駒だけに、大事に至らなくて良かったと思うべきですね。春はおそらく、お休みになりそうですが、今日のようなレースを見てしまうと無理な大逃げは怖いし、種牡馬の道を考えることこのまま引退という選択肢もありそうで、次走以降が気になりますね。

◎アスクビクターモアは、終わってみれば、テン乗りの怖さというか、やはり長距離こそ、乗りなれた騎手でこそということを再認識させられる結果になりました。まぁ、武史騎手は関東の騎手ですし、京都3200mという特殊コースの経験値も少なかったですしね。これが武豊騎手だったら、結果は変わっていたかもしれませんが・・。今回は残念でした。

×ボルドグフーシュはやはり枠ですね。とは言え17番のシルヴァーソニックが来てるんだから川田が下手ということかもしれませんが、まぁ、この馬自体持続力の問われるレースは向いているもののトップスピードはないのでジリジリ伸びるレースがあってるはず。やはり、宝塚記念で狙いたい1頭です。

ということで、何とか馬連は当てることはできましたが、プラマイゼロという結果。来週こそは、スカッと当てたいですね。

~総評~ やはり、長距離レースこそ、「騎手で買え!」テン乗りは厳しい。外国人騎手が連荘で乗ってくる馬は、勝てる要素を感じているはず。
このコーススタートしてすぐ、坂を上ることもあり、スローペースになりがちで、隊列が決まると、なかなか動けない。なので、内枠、先行馬が有利だが、今年のように序盤から乱ペースになると差し馬も届く。
血統的には、ナスルーラ系の血(トニービン、ネヴァーベンド)を持っている馬は、最後の一伸びに有利に働きそう。父ステイゴールド系もしかり。

今年の見解も踏まえ「虎の巻」に、ここに少し加筆して来年に備えます。

・枠は、内枠有利。先行が有利で、4角5番手までにいる馬に有利。14番より外は(フルゲートの場合)、鬼門(これ、ホント重要!人気馬が入っても、それだけで、6番手くらいの評価にすること。)ただ、新コースになり、4角のコーナーが緩やかになったみたいなので、2ケタ番手より前なら届く可能性もあるかも。

・年齢では、8歳馬以上なら、このレース馬券対象になった馬で、京都外回りコースで、掲示板を外してない馬のみ。7歳馬は、前年、2400以上のG2で連対経験のある馬のみ。6歳馬については、G2レースで連対は必須条件。さらに、前走G2レース以上のレースから参戦必須。該当していない馬はバッサリです。

・次に、5歳馬は、2200m以上のG2以上で、連対か勝ちクラあるか、菊花賞3着以内馬(特に京都外回りコースのGレース連対馬は、重視)これが必須。

・そして、4歳馬。まず、ダービー連対馬、菊花賞の3着までの馬。それ以外の4歳馬は、2400m以上のオープンクラスのレースで、3着以内があり、京都外回りコースで勝ちクラがあること。

・クラシックで勝てなかった馬(2着馬)が巻き返すことも多い。

・連対馬は、すべて、重賞連対経験があり。

・サッカーボーイ、リアルシャダイ、マンハッタンカフェ、トニービン、ステイゴールド、オルフェーヴル、ハーツクライの血が入った穴馬は買い。特に「ハーツクライ、マンハッタンカフェ、ステーゴールド、オルフェーヴル産駒がアツイ」

・プリンスリーギフト、トニービン、ボールドルーラーといった「ナスルーラ」の血が入った馬が馬券になる。

・G1勝ちのない牝馬は消し。

・外国馬は、日本、香港で勝ったことのある時計のある馬のみ。

・G1未勝利馬が1番人気の時は、荒れる(恐らく、連対はしない)

・スピードのない馬には、厳しい。スタミナがあるだけでは、ダメ。2000m以下の重賞(G3以上)での連対歴のある馬が馬券になる。

・連対馬は、前走3着以内か、過去、G1で3着以内の経験のある馬で、2200m以上のG2、G1で連対のある馬のみ。

これで、来年はバッチリか・・!?



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