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2023 G1 東京優駿(日本ダービー) 回顧録

2023-05-28 22:02:02 | G1レース予想

東京競馬場で行われた日本ダービー(3歳・牡牝・GI・芝2400m)は、好位でレースを運んだD.レーン騎手騎乗の4番人気タスティエーラ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が、中団で脚を溜めた1番人気ソールオリエンス(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)の追い上げを振り切り、クビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分25秒2(良)。

▲タスティエーラが皐月賞2着からの逆転で第90代日本ダービー馬の栄誉を手にしました。乗り替わりでの勝利は、ナント、69年ぶりの偉業です。予想でも書きましたが、皐月賞で一番強い競馬をしたのはこの馬だったと思ってました。日本ダービーで相性のいい弥生賞勝ち馬だったので高評価したのですが、この乗り替わりはいただけないなぁ・・と思ってました。ただ、皐月賞で騎乗していた松山騎手からもう一押し足りなかったところを政治力で乗り替わりを発動してレーン騎手での勝利。馬も素晴らしかったですが、厩舎、馬主、騎手共に素晴らしい仕事をしましたね。父サトノクラウンが果たせなかったダービー制覇を達成した親孝行な息子です。ディープ、ドゥラメンテ、キンカメと素晴らしい種牡馬が他界して、種牡馬界も戦国時代に突入したと思われますが、また新しい風を吹き込んでくれました。

血統的に菊花賞はどうだろう・・。天皇賞・秋に向かうパターンでしょうか・・。思い返せば、今年の牡馬クラシックは大混戦だと言われてた年で、主役不在のクラシックでした。この2冠終了で分かったことは、この馬と、2着馬◎ソールオリエンスは強かったということです。

ただ、今年の牡馬クラシックのレベルはやはり低いのかもしれません・・。皐月賞は、重馬場だったので大目にみても、きょうの勝ち時計は例年に比べてかなり遅いです。おそらく、今の時点で今年の3歳馬で一番強いのは、リバティアイランドだと思います。

その2着馬◎ソールオリエンス。横山武史騎手は今年もダービー制覇ならず。まだ、馬が若いというか完成は先かもしれませんね・・。これは、走るキタサンブラックの特徴かもしれません。大事に育ってくれたらいいですね。期待していた結果にはなりませんでしたがこの世代ではトップの実力があるのは間違いないですから。この馬も距離が伸びていいとも思えないので、2400mまでかもしれませんね。秋は、こちらも天皇賞・秋に参戦でしょうか・・。皐月賞の脚は本物だと思いますし、無事、秋を迎えて欲しいものです。

3着に、ハーツコンチェルト。データでは買えませんでしたね・・。何と言っても「1勝馬」、実に「17年ぶり」の快挙です。実際、自分の調教評価では、5番手でしたし、走っても不思議ではなかったですね。勝ち馬タスティエーラを降ろされた松山騎手の意地の騎乗もあったかもしれませんが、やはり、ダービーでは「コンビ愛」は必須ですね。デビュー以来のコンビで今回、臨んだのはこの馬とルメール騎手のスキルヴィングのみ。末脚を信じた結果、鼻差で3着死守しました。この馬の激走で、虎の巻は大幅修正が必要になりました・・・。

その鼻差で4着に泣いたのが☆ベラジオオペラ。皐月賞では馬場に泣かされて10着でしたが、内枠、良馬場と好転した今回の条件で本来の走りができました。ただ、この馬にとって2400mはやはり長かったでしょうし、激走と言っていいでしょう。個人的には、この鼻差はメッチャデカかったです・・。なんせ、馬券が当たるか、外れるかの鼻差だったからです・・。結果、4着。残念でした・・。

そして〇スキルヴィング。本当に残念な結果となってしました・・。スタートでドゥラエレーデが落馬というアクシデントがあり、波乱のダービーになりましたが、まさかゴール後に、スキルヴィングが予後不良となるとは・・。ルメール騎手との最後のシーンは胸を打たれました・・。ご冥福をお祈りします。

△トップナイフは、データを無視してまで期待してましたが、皐月賞に引き続き、ゲートで出遅れて期待していた先行策が取れず、ジ・エンドでした・・。。まぁ、皐月賞の時にも書いたのですが、これがデビュー10戦目でしたし、正直使いすぎでしたね・・。ノーザン系の馬ならこんな使い方はしないでしょうね・・。これは、来年以降も、覚えておかねば。×フリームファクシ、期待してましたが、テン乗りもあったでしょうが、ダービーに直結コースでの好走歴もなかったし、この馬を買うなら、ハーツコンチェルトを買うべきでした。

結果、今年のダービーは、惨敗です・・。一応、馬連だけは的中、思いっきりガミってますが・・・。春のG1はあと2戦。来週の安田記念で東京G1、6連戦が終了。なんとか一矢報いたいです。

とりあえず、「虎の巻」を改定しておきます。

ダービーの馬券はこの2パターン。

 ・1つは、皐月賞の馬券に絡みながら、フロック視され、ダービーでも、伏兵扱いをされ、穴をあけるタイプ。

 ・もう一つは、皐月賞で、6着以下になった馬の巻き返しというパターン。

・皐月賞直行組は、1~3着馬。掲示板以下からの巻き返しは、皐月賞で5番人気以内で、負けた馬のみ。

・皐月賞を6着以下から、巻き返した馬は、皐月賞で、4番人気以内の馬のみ。さらに、皐月賞の前走で重賞連対必至。

・皐月賞で、6番人気以下かつ、6着以下だった馬は馬券に絡まない。

・内枠・先行有利。雨ならさらに。先行馬で2200m以上で34秒台のある馬は要チェック。差し馬なら、マイル以上で33秒台の経験があること。

・7,8枠で馬券になるのは、2000m以上のG1,G2の重賞連対馬のみ。

・1番人気は買っておくべし

・1800m以上での連対は、必至!(ただし、牝馬なら、G1勝ちくらいレベルならマイルでもOk)

・NHKマイルC組は、勝ち馬を含めて、1800m以上の重賞勝ちか、2000m以上のレースで勝ち鞍のある馬のみ。皐月賞からの転戦なら、リフレッシュ度が重要で、調教が前走以上のパフォーマンスなら、買い。

・トライアル組は、「青葉賞連対馬」と「京都新聞連対馬」のみ。青葉賞は、馬券対象外からも過去馬券に絡んだことはあるのですがその場合、3勝馬で1800m以上の重賞勝ち鞍があること。基本は、皐月賞組が強いので、レースのレベルで比較を。

・その青葉賞組は、1着馬以外は、青葉賞以前に重賞に出走した経験がある馬しか、馬券に絡むことがでない。青葉賞で連対したとしても、それ以前の重賞に未出走なら、「消し」

・青葉賞勝ち馬は「上り最速」で勝った馬のみが馬券になる。

・プリンシパル組は、2000m以上の重賞連対か、マイル以上の重賞勝ちのある1番人気で連対した馬のみ。

・重賞未勝利馬は、2000m以上の重賞で連対歴のある馬のみ。

・重賞未連対馬が消し。

・1勝馬は、2000m以上の重賞で連対歴のある馬のみ。さらに重賞で2回以上馬券対象にはなっていること。

・皐月賞より前からのローテーションからくる馬なら、直線の長い阪神、東京の重賞で複数回馬券になっている馬のみ。

・皐月賞時点で、1800m以上の重賞勝ちをしていたのにもかかわらず、皐月賞に出走しなかった馬が、ダービーに出走して来たら、要注意。(小回りを嫌って出走しなかった可能性があるため)

・阪神1800m、2000m、中山1800m、2000m、東京1800、2000、2400m好走馬は買い。特に、「きさらぎ賞」、「弥生賞」、「スプリングS」、「皐月賞」好走馬は買い。

・当日の馬場をチェック。速いタイムならサンデー系のリーディング上位種牡馬が強い。

これで、来年もバッチリか・・!?



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