
秋の牝馬頂上決戦「第38回エリザベス女王杯」(芝2200メートル芝、G1)は10日、京都競馬場で行われ、武幸四郎騎乗の2番人気、メイショウマンボ(牝3=飯田厩舎、父スズカマンボ、母メイショウモモカ)が直線で豪快に抜け出してG1・3勝目を飾った。勝ち時計は2分16秒6。
○メイショウマンボが、3歳2冠に続き、古馬混合G1でも勝利。3冠達成です。同一年のG13勝は、ホント素晴らしいの一言。実は、今年の3歳は、レベルが低いと思っていたので、ただただ脱帽するばかりです。
武幸四郎騎手は、馬を信じて乗れていましたし、まさに、人馬一体の好騎乗でした。古馬最強牝馬、ジェンティルドンナとの、頂上決戦が早くみたいですね。 この勝利で、改めて、牝馬クラシック2冠を獲る器のある馬なら、調教がしっかり動いていて出来落ちが無ければ、斤量差もあって、かなりの確率で馬券になるってことがわかりました。来年以降も要チェックです。
2着には、伏兵ラキシスが激走です。条件馬が連対とは、全く想像していなかった結果で、ただただ、驚かされるばかりです・・。昨日の予想でも書いたように、今年も、さほどレベルが高くないので、条件馬が馬券に絡むかも・・。と書いたのですが、まさか、連対までするとは思いませんでした。
この馬自体、春のクラシックに間に合わず、押せ押せで使って結果が出なくて、夏にしっかり力をつけて馬ではあったのですが、この激走は、予想出来ませんでした。強いて言うなら、1000万とは言え、同コース同距離の鳴滝特別を馬場相手に勝ったって言う程度。まぁ、直結コースの阪神2000.2200mも勝っているので、このコースに適性があったと言えばあったのですが・・・。後、斤量かな。3歳は、古馬に比べ2kg軽い訳で、今年のような、重~不良馬場になった場合、この斤量差がプラスに働いたのかもしれません。
実際、掲示板に乗った馬の内、4頭は、「3歳馬」だったわけですし・・。馬場と斤量。これに尽きるレースだったのかもしれません。
3着の×アロマティコも、この馬場でもお終いの脚は、ホンモノでしたね。パンパンの良馬場でこそと思っていたのですが、アレだけ、馬場が重くなると、他の馬が苦にする分の有利に働いたのかもしれません。前走、府中牝馬で、1番人気に支持されていた馬ですし、納得ちゃ、納得の結果です。
▲エディンは、もっと、溜めて逃げれるだろうと思っていたところに、この雨で、後ろから行くであろう馬たちが、結構、先行に回ったのが、誤算だったです。まぁ、この馬場じゃ後ろからは、届かないだろうから、自然と前に行く馬には、プレッシャーが掛っちゃいましたね・・・。
それは、◎ヴィルシーナにも言えることかなぁ・・。ほとんどの馬が、この馬を目標にレースをしていた訳ですから、4コーナーでこの馬の行きっぷりが悪と分ると、一気にレースが動きましたから。敗因を求めるとしたら、個人的には、馬体重かなぁ・・・。決して、この馬場で走れないと言う馬でもないですし、調教もそれなりにうごけていましたし、ジョッキーを攻める訳ではありませんが、もっと、前に行けたはずなのにいけなかったのか、いかなかったのか? そう思うと、やはり、この秋に増えた馬体重くらいしか、思いあたる節がありません・・。「パワーアップ」とか「成長」とかいわれますが、牝馬で、しかもディープ産駒で、ひと夏越しただけの古馬が、これだけ馬体重が増えたってことは、調整がうまくいかなかったってことなのかもしれません・・。元々、切れる脚のある馬ではないので、勝ち味に遅い馬でしたが、ひょっとしたら、、短距離にシフトして行っているのかもしれません。
△ホエールキャプチャは、もう、馬場に尽きるの一言です。ホント、雨はからっきしみたいです。前走、府中牝馬は恵まれた形での勝利でしたが、この馬は、今後、「スローペース」、「東京コース」だけ、買ってればいいかもしれません・・。
結果、馬券は的中出来ず。もう、今年も、「馬場」にヤラレタって感じです。しかも、この秋、初めて、本命馬が馬券を外しました・・・。しかも、「1番人気」で。自分は、相当な自信が無い限り、1番人気に本命は打たないってのポリシーなんですが、本命の1番人気が飛んだレースの馬に◎をつけたのは、お恥ずかしい限りです。馬券を参考にしてくださっている方には、本当に申し訳ありませんでした・・・。(言い訳になりますが、昨日の時点では、ヴィルシーナが2番人気だたんですけどね・・)
この敗戦を糧に、さらなる傾向と対策を綴ってまいります。
・前走、条件戦・オープン出走馬は、基本、消し。(同距離、同コースを牡馬相手に勝った馬なら買ってもいいかも・・・と言うレベル。)
・前走、牝馬限定G3レース出走で、5着以下は消し。府中牝馬で、2番人気以下で6着以下だった馬は、消し。(府中牝馬が「G2」に格上げしたため、G2を狙って仕上げてくる古馬が多くなることが今後、予想されるので、次に、照準を合わせていさそうな馬を狙うべき。牝馬同士なので、そんなに変わり身はないかもしれないが、G1馬以外の1,2着馬は軽視の方向でいいかも。敢えていうならアパパネはG1・5勝馬。そのくらいの馬だから馬券に絡めたけど、基本は消しでOKかも)
・3歳で馬券に絡めるのは、クラシック連対馬かクラシック1番人気になった馬のみ。あと、リフレッシュ度も重要。調教が悪い馬は、軽視。(ただし、当該距離、コースで牡馬混合の1000万勝ちがある馬なら馬券に絡むことはあるかも・・・。(今年は、雨で、馬場が悪かったから、軽量の3歳馬が絡んだ可能性がるのでっこは、保留で)。あと、やっぱり、この時期の3歳馬のー2kgのハンデは、大きいかも。G1馬級なら、かなりプラスに働くとおもわれる)
・前走、牡馬混合G1.G2なら、着外に負けてもOK。(ただし、2400m以上のレースで連対したことのある馬のみ) 馬券対象(特に2000m以上のレースなら)なら、好勝負。(年内、牡馬混合戦の、京都外回りコースで、好走した馬は、買い)
・秋華賞、府中牝馬を0.6秒差以上で負けた馬も消し。
・京都外回りの重賞勝ち(2400m)のある馬も買い。
・外国馬は、基本、時計のある馬を買う。あと、JRA発表のレイティングが日本馬より5ポイント以上高い馬は買い。(ただし、日本でも走っている血統の馬なら)
・1,2番人気の信頼性が高いレース。外して買うの無謀・・。
・リピーターレースなので、ここで、馬券に絡んだ馬は、来年以降も、連対する可能性大
・道悪は、外国人ジョッキーを買い(腕力がモノを言うから)
・スローの瞬発力勝負になりやすいので、4角10番手以内からじゃないと届かない。(良馬場前提で)
・コースは違えど、同じ年の「秋華賞」と良く似た流れになるので、秋華賞好走馬(馬券対象馬)は、馬券に絡みやすい。特に、阪神1600、1800、2000、2200m、京都1400外、1600外、2200、外2400、東京1600、1800、2400m、札幌1800で好走した馬は、チェック。
・秋華賞、最先着馬は、目をつぶっても買っておくこと。
これで、来年は、バッチリか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます