ウ、ウマ~な生活

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2022 G1 安田記念 回顧録

2022-06-05 21:50:25 | G1レース予想

東京競馬場で行われた安田記念(3歳上・GI・芝1600m)は、中団でレースを進めた池添謙一騎手騎乗の4番人気ソングライン(牝4、美浦・林徹厩舎)が、外から追い比べを制し、その内から追い込んだ2番人気シュネルマイスター(牡4、美浦・手塚貴久厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒3(良)。

ソングラインが春のマイル王の座を手にしました。過去のデータを覆す勝利です。過去10年で、G1未勝利の牝馬で馬券対象になった馬はいなかったのですが、この馬がそのデータをぶち破りました。

今年のメンバーは昨年よりレベルが低かったこともあったのかもしれませんが、この馬が勝ち切るとは思っていませんでした。予想時に、今年のNHKマイル、ヴィクトリアマイルの時計を過去10年で比べていたのですが、今年は、NHKマイルとヴィクトリアマイルの勝ち時計が差がありませんでした。昨年でも、0.6秒ヴィクトリアマイル組の方が速かったのですが、今年は、時計自体も1.32台と、例年の勝ち時計よりも遅かったので、この組から勝ち馬が出るとも思いませんでした。

ただ、この馬も、ファインルージュもヴィクトリアマイルでは道中躓く不利があり、その時計には現れない不利はあったとは思いますが、正直驚きです。

キズナ産駒は非根幹距離には強いのですが(牡馬はその傾向は強いですが)、マイルや2000mでは他の種牡馬にやられることが多いので、その点からも消したのですが、来年以降は、来るようになるかもしれませんね・・。ディープ産駒、キンカメ産駒という根幹距離でキレる脚のある馬の産駒がいなくなるし(古馬はあと何年かはいるでしょうが・・)キズナ産駒でも、根幹距離で活躍する馬がでてくるんじゃないかな・・

特に、牝馬のキズナ産駒は牡馬に比べ、根幹距離でのレースに向いた産駒が出てきそう。純粋にキレる脚をひつようとしない上りのかかる展開ならマイルでも十分馬券になりそうです。まぁ、それなりの実績は必要ですが(G1レースで連対した経験のある馬に限りますが)

いただいたコメントにも書きましたが、ファインルージュは前走で走り過ぎた感があったので、消しましたがこっちは、実質、不利と言っても、騎手の判断ミスで普段より後ろの位置での競馬だったこともあり前進する可能性はありました。東京コースは合っていましたし、牝馬同士よりも牡馬混合戦の方が走れるタイプ。アエロリットとかと同じタイプですね。

もう、強いディープ産駒はこのレースには出走してこないでしょうしね。安田記念の傾向は変わるでしょうね。

今年のように前に行くウマがいない年は、スローペースの傾向が強くなり、時計がかかるレースになると判断したら、マイルよりも長い距離に実績のある馬を上位に評価するべきです。

逆に、先行激化で時計が速くなりそうなときは、マイル以下で実績のある、1400m重賞の馬券対象馬が幅をきかせるんじゃないかな。

いずれにせよ、東京の1400m~1800mのG2以上のレースで馬券になっている馬を最重視するべきであると付け加えておきます。

2着に◎シュネルマイスター。最終的には2番人気で、「1番人気の呪縛」から抜け出せて2着死守。結果的には、昨年のNHKマイルの1,2着馬が逆転した形になりました。前走、外国で大敗した馬が、馬券に絡んだのも初でした。予想でも書きましたが、ここ数年で、海外帰りの馬のケアはウマくリカバリーできるようになったみたいですね。特にノーザンや、クラブ馬(サンデーR、キャロット所属馬)は。

この馬も、マイルは適距離でしょうし、まだまだ、世代トップでしょうからね。秋のマイルCSでもチャンスありでしょう。

3着にサリオス。もう、これは買えません・・。いかにも前走は、無理筋での出走だったことはわかっていましたが、ー22kgと絞りに絞った馬体重の割に。調教は良く見えませんでした。もう、これは、レーン騎手との相性と、香港のレースでも3着になれたように、時計のかかるレースならまだまだやれるってことかもしれません。自分には、あの調教と馬体減の様子からは全く、買える要素が見えず買えませんでしたが・・。

〇イルーシヴパンサーは懸念していた「G1の壁」ですかね・・。4連勝も、追い込みでの勝利でしたが、1戦級との相手との対戦では、まだまだ、通用しなかったってことです。持ち時計、東京マイルでの強さに期待したのですが今回のような展開では自慢の末脚も物理的な位置で届かないですからね・・。前の馬と同じ脚色になると、前にいる馬に有利ですから。

▲レシステンシアは、予想した通りの展開でしたが、やはり、牡馬相手では、ヴィクトリアマイルほどの粘りはみれませんでした。あと、予想時にも書きましたが、やはり、8枠は逃げ馬には厳しかったか。もう少し、内枠なら、少しは抵抗できたかもしれませんが・・。あと、「ダイワメジャー産駒」はこの安田記念では厳しいのかも。同じ、東京マイルのNHKマイルでは、馬券になっているのですが、安田記念では、馬券に慣れてません。レースのベクトルが違うのでしょうね。

△ホウオウアマゾンも期待しましたが、予想通り、○×の×の方でした・・。あと、やっぱり、東京マイルはこの馬に合ってないのかも。

×ソウルラッシュも、東京マイルはあってないか・・。中山コース、阪神コースのようなゴール前で急坂のあるコースの方が合うのかもしれません。

☆、セリフォスもやっぱり、3歳馬は厳しいですね。昨年のシュネルマイスターみたいに1.31台の時計があるみたいな古馬レベルと同等のレベルのレース経験がなければ。あと、この馬もダイワメジャー産駒。相性がよくないのかも。

今回は、全く自信がありませんでしたが、その通りの結果。せっかく、マイナスが消えかけたところで、さらに借金が増す結果になりました・・。

残りは「宝塚記念」のみ。今年の宝塚記念は史上最強の宝塚記念になりそうな気がしています。楽しみでしょうがないなぁ・・。ついでに馬券が当たれば最高なんですが・・。

来年は当てれるように「虎の巻」に追記します。

・京王杯組は、1~3着馬なら、上がり2位以内で馬券対象になった馬。着外からなら、57kg以上で、上がり2位以内の1ケタ着の馬のみ。

・そのレースも、1.20台で決着したは、評価できるが(良馬場以外ならタイムは遅くてもOK)、それ以下の時計なら、上り最速で後ろから差して馬券になった馬のみ。

・ヴィクトリアMからの参戦は、東京G1連対馬。でなければ最低でも、東京マイル重賞勝ちの実績が必要。 あと、ヴィクトリアMより、調教が悪い馬は、いらない。

・牝馬で馬券に絡んだのは、牡馬混合のG2以上のレースで馬券になっている馬のみ。

・前哨戦のマイラーズC,京王杯SC,ヴィクトリアマイル、大阪杯のレースを再度検証して、精査すること。

・香港馬は、1.33台の持ち時計のある馬のみ。特にチャンピオンマイルを、その時計で、3着以内で参戦してきた馬は、買うべきだが、それ以下なら、バッサリでもいい。ちなみに、その時計があれば、秋のマイルCSでも通用すると思われる。ただ、馬場が良くて、高速馬場(マイルが1.32秒台)になっている場合は、香港馬はいらない。逆に、やや重以下の馬場で、パワーがいるような場合は、買い。あと、テンの入りが33秒より早くなるようなら、香港馬はいらない。

・底力が問われるレースになるので、リピーターが多い。このレースを好走した馬は、翌年も好走する可能性がある。(特に連対したG1馬には要注意)

・前走スローペースで負けた馬の巻き返しあり。差し追い込み馬に有利。

・母父サンデーサイレンスは要チェック。血統で言えば、サンデー系より、凱旋門賞を勝つような、ヨーロピアンな血統馬の方がいい。ノーザン系のリファールや、サドラーズ、ニジンスキー、クロフネ、ロベルト系や、キングマンボ系。サンデーでも、ハーツ、ステイ、キズナや、ダンスみたいな、重目の血統が、好走すると考えられます。

・大型馬で490kg以上くらいの馬が強い(馬格で弾き飛ばせるような馬)

・テンが早くなるので、底力が問われる。展開的には前が有利になるので、持続力のある前目で勝負できる内枠の馬が有利。

・マイルCSは、マイルから1800mでキレる脚のある馬を重視、こちらは、1400mのような、スピードと持続力を問われるレースになりやすい。

・菊花賞に出走した明け4歳馬は、馬券に絡めない。

・良馬場なら、近2走で、上り最速で勝った馬は、買い。

・今後、大阪杯からの参戦が多くなると思われるが、東京G1で馬券になったことのある馬は買い。特に東京コースの1400m~2000mで馬券対象になったことのある馬を重視。

・6歳以上の馬で、G1馬以外ならG2の1400mレースで馬券対象になっていること。(東京1400m、阪神、京都の1400mG2での馬券対象馬)

・7歳以上の馬でマイルG1連対歴のない馬は消し。

・芝未勝利馬は消し。

・過去5走以内に1400m以上の重賞で馬券対象の経験のない馬は消し。

・重賞連対経験のない馬は、連勝して来た馬のみ。重賞未勝利馬は、最低、2回は、重賞で連対してること。

コレで来年は、バッチリか?!



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