3歳牝馬クラシック、第2戦、3歳最強牝馬決定戦、「オークス」です。 今年も、まさにクラシックに相応しい好メンバーが揃った一戦になりました。
今年の3歳馬は、牝馬も牡馬のレベルが高い年だと思っています。特に、牝馬は、ここ数年間で一番レベルが高いのではと思っています。個々に強い牝馬は世代で何頭がいますが、今年は、全体的に強そうです。ただ、今回のオークスですが、実力の上下差が激しい。1勝馬や、未勝利勝ちレベルの馬が出走してきますからね・・。
その中でも、クラシック1冠目、桜花賞での掲示板組は、レベルが高いと思います。800m距離が延びるオークスですが、ここでも、上位馬はそれなりに強い競馬をしてくれると思います。
例によって、「虎の巻」で馬を絞ってみました。
とりあえず、消えるのは、「エセルフリーダ、パレハ、サンセットビュー、ホーエリート、ラヴァンダ、ヴィントシュティレ、サフィラ、ショウナンマヌエラ、ランスオブクイーン」の9頭。
残り9頭から、3頭消します。まずは、「タガノエルピーダ」朝日杯でジャンタルマンタルの3着した実績もありますし、「残念桜花賞」の忘れな草賞勝ち。例年なら、一番の穴馬候補です。8枠17番は不利ですし、今年はやはり、桜花賞組が強そう。本来なら「忘れな草賞組は、3勝馬かマイル以上の重賞での連対があること」という項目にも引っかかります。父キズナ産駒はこのレースまだ好走したのは人気薄のハギノピリカのみ。あの馬は2200mのレースでの実績もあり、2000mまでの実績ではこの時期の3歳牝馬としてはスタミナ的に足らないのではという懸念を感じます。あとあの年は、ソダシが桜花賞を勝ち、2着はキズナ産駒のファインルージュ。この2頭は、明らかにこの距離は長かったので、桜花賞組がオークスには向いていなかった感もありました。
今年の桜花賞組の上位馬は、ここでも十分やれそうな血統馬が多く、キズナ産駒のこの馬は、1枚落ちると判断しました。
同じ理由で、「クイーンズウォーク」も消します。こちらは、桜花賞8着。内に閉じ込められて、本来の競馬ができなかったとのことですが、自分はそんなに不利を受けたようにも見えなかったし、今回も、1枠2番。同じような競馬になりそうですし、タガノエルピーダよりも血統的にも短距離志向ですし、2400mは長いとみました。あと、500kgを超える馬体もこのオークスでは不利です。
3頭目は、「スウィープフィート」チューリップ賞勝ち、桜花賞4着と、当然、データ的には買いの馬ですが、デビュー戦は1200m。年明け4戦目で迎えるオークスは、お釣りがあるかどうか・・。調教は良く見えたし、疲れはないのかもしれませんが、この馬、やはり、「ライトバック」には勝てないと思うんですよね・・。エルフェンS、桜花賞共にライトバックより着順は後ろ。2400mのオークスに変わり、逆転ができるとは思えない・・。その「ライトバック」は前出の「キズナ産駒」なので、消そうかと思ったのですが、そのライトバックより下の評価をしているこの馬を残すということはできませんでした。
ということで、残ったは、「ミアネーロ、コガネノソラ、ステレンボッシュ、アドマイヤベル、チェルヴィニア、ライトバック」の6頭で勝負です。
印はこんな感じ。
◎7ステレンボッシュ
○1ミアネーロ
▲14ライトバック
△5コガネノソラ
×10アドマイヤベル
☆12チェルヴィニア
です。
6番手チェルヴィニア・・桜花賞は、初右回り、休み明け、乗り替わりで大外18番枠。今回、好転する可能性は高いが、2歳時のパフォーマンスが、3歳になり、成長しているかは正直、不明。過剰人気の可能性もあるし、過去、桜花賞2ケタ着からでは3着まででもあるし6番手。
5番手アドマイヤベル・・今年は、桜花賞組が強そうだが、デビュー以来、左回りの長いところを使われて距離、コースでの不安は無し。キレる脚はなさそうで、長くいい脚を使うタイプだと思うので、立ち回り一つで馬券になりそう。
4番手コガネノソラ・・本来、スイートピー組は、桜花賞1,2着馬どちらからかが不出走の時のみということで今年はそのデータに該当。しかも、好時計での勝利。桜花賞組は強いが、ほぼ勝負付けはすんでいそうなので、別路線組に期待。内枠を活かせれば面白い。
3番手ライトバック・・桜花賞の末脚は距離が伸びてこそに見えたが、折り合いに難があるとのことで、鞍上坂井瑠星騎手に期待。父キズナ産駒はこのレース向いていないと考えているが、この馬がそのイメージを払拭できるか・・?
2番手ミアローネ・・1昨年、このローテからスタニングローズが2着。今回の穴馬はこの馬。調教は抜群に見えたし、2走前は、明らかな不利で、全く底を見せていない馬。時計も速かったし、勝ちっぷりもよくて、1枠を活かした騎乗を先週G1ジョッキーになった津村騎手に期待。カレンブーケドールで逃したオークス制覇を今年はG1ジョッキーとして見事にエスコートしてもらいたい。勝てばドゥラメンテ産駒3連覇の偉業にも期待。
本命はステレンボッシュ。この世代トップの実力を2歳時から感じている1頭。枠、展開、調教、血統、すべて今回出走馬の中で一番良く見えた。3年連続の2冠達成に期待。
◎○▲△の馬連、◎○▲△×の3連複ボックス、◎○▲△×☆の3連複、万馬券のみ抑えます。
◎ステレンボッシュ
○ライトバック
▲アドマイヤベル
△スウィープフィート
✕ラヴェンダ
チェルヴィニア
クインズウォーク
タガノエルピーダ
桜花賞組が、強いとみました。軸は、そこから。
◎○二頭軸3連複
で、あとの印の馬に、ながします。
あたってください。
さぁ、オークスです。今年は、桜花賞組が強いと自分も思っています。
ステレンボッシュ、ライトバックの2頭軸、絞りましたね~。
自分も、1,3番手評価。実際、この2頭の内どちらかは、馬券内に来ると思ってます。
ただ、実績、血統、枠から見てステレンボッシュの2冠濃厚だと思ってます。
評価は低いですが、チェルヴィニアは人気ですね。競馬ファンは、馬券が上手なので、この評価なのかなぁ・・。
アドマイヤミヤビをイメージしての人気か?桜花賞、惨敗でも実力ありとの評価でしょうか?まぁ、ルメール騎手に乗り替わりますし、桜花賞より、すべての面で好転するわけで、2歳時のパフォーマンスがそのまま成長していたら、アッサリもあるとの思いからの人気でしょうか?
馬券的には、過去データから、前走2桁着からの巻き返しは、3着までなので、自分は、馬連を買わない6番手評価です。
で、今回、別路線組を評価。アドマイヤベルは正直、調教があまり良く見えなくて、お釣りがないのじゃないかと思ったのですが、いつも調教は動かないみたいなので、これでいいのかもしれません。
あと、高評価したのは、ミアネーロ。レース映像をみたら、かなり強そうに感じました。最内枠を利して桜花賞組に肉薄するとしたらこの馬だと思ってます。
あと、今年なら勝負になりそうなコガネノソラ。スイートピー組は例年、馬券になかなか絡めないのですが、今年は、桜花賞2着馬が不出走。チャンスありです。時計も、過去、10年でも最速。チャンスありとみました。
この2頭をステレンボッシュ、ライトバックに絡めた馬券が当たってくれると有難いなぁ・・。
ただ相手は何が来てもおかしくない。
能力差があれば桜花賞組でいいのだろうが、
3歳の春で2400mとなると適性で逆転もあり。
といいながらもう1度だけチェルヴィニアを信じてみようかと思ったり。
あとはコガネノソラが早めに抜け出して長い脚で粘るか。
◎ステレンボッシュ
○チェルヴィニア
▲コガネノソラ
まぁ、今回、ステレンボッシュは外せない。競馬だから、何があるかわからんけど、間違わなければ3着にはくるはず。
チェルヴィニア、そんなにいいのかなぁ・・・。血統的には2400mはいけなくはないけど、どんとこいってタイプでもなさそう。
改めて戦績をみても負けた新馬戦のボンドガール、コラソンビートは3歳になってイマイチだし、アルテミスで負かした馬も、折り合いを欠いたライトバック以外も3歳以降の戦績がイマイチ・・。圧勝した新馬戦のイメージで人気なら、消す方向で勝負です!
コガネノソラとミアネーロは楽しみ。どちらかが馬券に絡んでくれると嬉しいです。