２０２３ G1 阪神JF 予想！

来年の牝馬クラシックの登竜門、「阪神ＪＦ」

正直、戦前は、来年のクラシックを盛り上げるレースになると思っていたのですが、チェルヴィニア、ボンドガールと期待していた馬たちが回避してしてしまったので、正直、来年のクラシックを占うというよりは、暫定チャンピオン決定戦という感じのレースになりそうです。

とは言え、そこそこいいメンバーが揃いました。例のように「虎の巻」にしたがって馬を吟味した結果、残ったは、「キャットファイト、ステレンボッシュ、アスコリビチェーノ、プシプシーナ、コラソンビート、サフィラ」の６頭。

印はこんな感じ。

◎６ステレンボッシュ

○１０コラソンビート

▲７アスコリビチェーノ

△８プシプシーナ

×１４サフィラ

☆３キャットファイト

です。

６番手キャットファイト・・前走の中山でのレコード勝ちの強さは素晴らしいし、調教の動きは良かったものの、血統的にもダート向きな点、ノーザンファーム生産馬ではない馬が３か月以上の休み明けでは馬券に絡めてない点を踏まえ、６番手。

５番手サフィラ・・兄サリオスは同じコースの朝日FS勝ちがあるものの、牝馬の姉妹は、どちらかというと晩成傾向。マイル以上のスローペースでの経験しかない点、７枠は不利でもあるし、今回、押し出された形での２番人気とみて、５番手。

４番手プシプシーナ・・時計面での不安と、坂の経験がない点は割引もマイルコース２戦２勝。血統的には父エピファネイアだし、スローペースのみの経験しかないが逃げ、先行しての勝利だけに、坂さえ克服できれば３着に粘れる可能性を感じる１頭。現在１５番人気だし、無欲の騎乗なら番狂わせを起こせそうなだけに、大穴指名の４番手です。

３番手アスコリビチェーノ・・血統的にはピッタリの父ダイワメジャー産駒で牡馬相手に重賞勝ちの実績。坂のある東京コースでの勝ち鞍もあり、データ的に見たら１番手だが、３か月の休み明けは気になるところ。ただこの馬はノーザンファーム育成馬だけに休み明けは大丈夫だと思うが、右回りも初だし、ここを獲りにくるなら鞍上も、外国人を起用するような気もするので、来年を見据えた北村騎手を起用したところをみるとノーザンFも期待はそこまでなさそうな気がして、３番手。

２番手コラソンビート・・調教は抜群。今回一番よく見えました。新種牡馬スワーヴリチャード産駒がいきなりG1勝ちする可能性を感じさせる１頭。牡馬相手のG2京王杯勝ちは価値のある勝利だし、マイル勝ちもあり、能力の高さを感じさせる。不安点は初の右回りと輸送。ここをクリアすれば、２歳女王の座に一番近い１頭とみて対抗です。

本命は、ステレンボッシュ・・国枝厩舎・前走赤松賞の組み合わせと言えば、「アパパネ」。遡ればディープインパクトの血筋で血統的にも大物感あり。父エピファネイアだし、２歳戦から能力は発揮できるはず。勝った東京の前走より、負けた中山の２戦目の末脚をみて、逆に直線の長いコースでこそ切れ味が発揮されることを確信。栗東滞在で本気度も高く、お手馬のチェルヴィニアが戻ってくるルメールを悩ますほどのレースを期待。今年G1、６勝と乗ってるルメさんに期待して本命です。

◎○▲△の馬連、◎○▲△×の３連複ボックス、◎○▲△×☆の３連複、万馬券のみ抑えます。