人とのコミュニケーションが上手な人もいるし
人が大好きな人もいる。
私は多くの人と居ることは苦手な方だし、
コミュニケーションもあまり上手くない。
本当に気心の知れた人とだけ、
少人数で居ることを好む。
「もっと積極的に人との輪を広げよう」
「もっといろいろなタイプの人を受け入れよう」
そんな風に定期的に思ったりする。
でも結局、付き合いは狭まっていき
無駄な付き合いはいらないし
疲れるだけだと元に戻る。
大人になるにしたがって
表向きに見せる顔を上手に使い分けられ
どんな人とでも、
それなりにその場を上手く合わせていけるもの。
けれど、私はそれが出来ていないようだ。
思っていもいないことを口に出すことも出来ない。
白か黒なのだろう。
前に、それで損をしている気がしていた。
人と接する機会多ければ
上手に相手に合わせている人の方が
得をしているのを百も承知していたからだ。
でも、無理に人に合わせよう、付き合いを広げよう
とすればするほど自分が枯渇していった。
本当に疲れてしまった。
そんな時に、ある占い師に言われた一言で目が覚めた。
「本来、白と黒なのに無理してグレーを
取り入れようとしているけど、そんなことする必要はない。
白と黒のままでいいし、その方が本来の力を発揮できる」
人に言われて、ハッとした。
人と同じようにやらなくてはいけない気がしていたけれど
これが自分なんだと・・・
上手に人付き合いができないことを気にすることはないし
それでビジネス（そのころ自分でビジネスをしていた）が
上手く行かなくても、原因は別のところにある。
自分の持っているものを活かし
もっと良い所に目を向け自信を持つよう伸ばすべきだ。
そんな風に、その時は思った。
でも、また忘れたころに人付き合いが下手な自分が気になる。
コミュニケーションを上手にとるべきと言う
風潮に影響を受けたりもするのだけれど、
ちょっと腹をくくって、一人の時間に没頭するのもいい。
