人は外側で行う行為と内面で行う行為とにギャップがある場合が多い。
ある知り合いの人は、
ベジタリアンでダライラマの講演会にも行く。
そう聞くと、スピリチュアルに関心があるのかな?と思うだろうけれど
内面はどうも違っていて良い性格とは言えない。
何か外側の行為はスピリチュアルなことを追いかけるのに
内面の行為は自分の都合で思考し感情を出し、
スピリチュアルであろうとしない。
そんな人は多い。
それは自分が外側の行為に目を向けていて
また、同じように人の外側の行為に目を向けているのだろう。
それはどんなことにも言える。
自分と似たタイプと親しくなるのは当たり前のことなのだ。
一見違っているように見えても、根本的な部分が似ていれば親しくなるし
自分が見ている部分と似たものを見ている人と親しくなり共感できる。
また、勘違いして続けても無理が出てくるのも当然だ。
自分自身を勘違いして捉えていれば
人間関係もぐちゃぐちゃしてしまうのも理にかなっている。
何をやっているか、何を持っているかばかりに
目を向けてしまう社会であるけれど
人は外側と内面の行為がイコールであるとは限らないと覚えておくことで
自分に対しても人に対しても、少しは捉え方が変わっていけるでしょう。