人によって感情の起り方は違う。
特にネガティブな感情。
例えば喧嘩して、怒る人もいれば悲しくなる人もいる。
同じ現象が起こっても
人によって別の感情が発生してしまうのだ。
これをよくよく考えると
その感情の発生の仕方は、
その人自身にとって新しい発見や改革を促すのに
一番いい方法、やる気を起こさせるものとなっているのだ。
私たちはネガティブな感情が沸き起こるとそれに溺れて
単に自分への言い訳としてその感情を使い続け
もっと深い取り組みをしない。
本来、その感情は
バネとして使うようにできているのだと私は思う。
何か滞りがある時
もっともっと、その感情を深掘りしてみると見えてくる。
無理にその感情に蓋をしたり誤魔化し続けると
よりこじれていき、とても根が深くなってしまうのに
多くの人はそんな風にして
自分で気付けなくなるほど根を深くしていく。
でも、どんなに根を深くしても結局は人生のどこかで
その根を掘り出さなくてはならない時が来る。
「もうやめた」
「無視しよう」
そんなことをしても、何度も何度も取り組まなくてはいけない
と教えてくれるのに蓋をする。
それは同じことを繰り返す。。。
少しづつでもいいから掘っていこう。
どん場面で、どんな状況で、どんな感情が発生するのだろう?
何についてその感情が起こるのか?
それを単に表面的なその物事ではなく、
その奥に隠れた感情を探していくことをする。
「そこで我慢していた自分を解放すること」
「やらなくてはならなかったことを取り組み始める」
「受け入れるものを受け入れる」
そうやって、変えていく事ができる
滞っている感情を教えてくれる。
人生を最大限に豊かに幸せに過ごせるよう
平等に与えられている道具なのだろう。