子供の時の10年はとても長かった。
年々月日が流れるのが早くなり
10年なんてあっという間になっている。
平均寿命などを想像して、
逆算すると大体後何年くらいとか思っても
それが長くなるのか短くなるのかは実際のところわからない。
それならば、後でやろうなんて思わず
やりたいことがあるのならどんどん実行していったほうがいい。
最近、特にそう思ってきた。
定年後に軽井沢の別荘のような家に住みたいという夢があった人が
それなら待たずに古くなった家を壊し
新しく別荘のような夢の家を今ここに建てて
毎日満喫している近所の人がいる。
考えてみたら叶えることができるのなら
夢を叶える日を待つ必要もない。
その夢を叶え、1日でも長く味わうほうがいいのだ。
それこそ高価なもの、大事なものは
ここぞと言うときにしか使わなかったり
何かの時に使おうとしてしまいがち。。。
けれど、さんざん使ってあげたほうが
ずっとずっと見合った価値として生かすことができる。
それに何かを残したり、お金をたくさん残したりしても
死んだら何も持っていけないのだ。
私たちは、誰かのため、何かのために「残す」ことばかり考えるけれど
残すことに意識があり「今」をおざなりにするのはナンセンスだ。
勿体無い、不安、後で、そのうち。。。
その思考が出たら、一旦よく考えたほうがいいかもしれない。
自分の人生の後半を考えるときに
「きっと」と言う期待を誰かに抱くことはあてにならない。
誰かへの期待ではなく、
必ず自分自身ができることを描いたほうがいい。
夢はいつまでも先延ばしにせず
叶えられるならすぐに叶えようと最近強く思う。