薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

登壇を終えて

2023年07月19日 | 日記

今日の午後、登壇を終えました。
答弁を聞いて思うことは沢山ありましたが、限られた時間の中で返し切れなかったことが悔やまれます。
それは後日届く答弁書を再確認してから、改めてご報告させていただきます。

今日は私の他に6人が登壇し、その内3人が新人でした。
初登壇とは思えない堂々とした落ち着きぶりに驚きました。
8年前の私は心臓が口から飛び出してしまうかというぐらい緊張しまくっていたのに・・・。
明日も新人3人が登壇するのですが、質問内容はともかく、市政に挑む姿に心の中でエールを送りたいですね。

今夜はホッと一息ついて、ウィスキーを呑みながら好きな音楽を聴いて休みます。
傍聴に来て下さった方、ネット中継を見て下さった方、有り難うございました!


個別質問のお知らせ

2023年07月16日 | 日記

3連休がスタートしましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか。
それにしても今年は暑いですねー。
昨日は息子を連れてドライブに出かけましたが、ちょっと車を停めている間に車内の温度が一気に上がるので、乗り降りする度に汗が吹き出してしまいました。

さて、改選後の初議会が先月末から始まり、私は19日(水)に個別質問を行います。
この日は議案の採決も行われるため、登壇は1時半以降になると思います。
内容はというと
1.障がい福祉について
 1)児童発達支援センターについて
  ①新たな児童発達支援センターの整備について
  ②現発達支援センターの充実について
 2)日常生活における支援事業について
  ①紙おむつ給付について
  ②訪問入浴サービスについて

紙おむつや訪問入浴に関する質問は、ヒアリングに同席した小沢さんの言葉を借りると「めちゃマニアック」だそうです。
確かに!おむつ給付の事業内容を把握している議員は殆どいないでしょう。
「たった一人の声でも大切にしたい」という思いで登壇します。

これは家庭菜園のキュウリ。今年も沢山収穫し毎日食卓に上ってます。

 


学校の統廃合

2023年07月09日 | 日記

R7年4月に寺谷小学校が牛久小学校に統合されることになり、地域での説明会に行ってきました。
統合先が決定するまでの間にも説明会が開催され参加させていただいたことがあったので、今回は保護者も地域住民の皆さんもほぼ納得された上での説明会だと思っていましたが、そうじゃなかった・・・。

教育委員会としては候補に挙がっている2校との距離や安全な通学手段の確保、また学校をまるごと統合するのではなく地区で分けるなど、様々な検討をして統合先を決定した経過が伺えましたが、納得できない方も沢山おられました。

「スクールバスを出してもらっても、乗り遅れたら親が車で送っていかなければならず、シングルマザーや経済的に苦しい家庭環境ではムリ。こうした状況の家庭に配慮しているのか」
これはグッサリ胸に突き刺さりました。
学校に行き渋る子どもの親も大変です。
他にも「学校は地域の歴史や文化の拠点でもあり、保護者だけでなく地域住民の意見も聞いてほしい」「統合先を決める前にもっと意見交換をすれば、地域住民の協力で解決できる課題もあったのではないか」などなど。

それにしても、市のホームページで公開しているにもかかわらず、当事者である寺谷小学校の保護者への説明がまだ行われていなかったことには正直驚きました。
保護者、地域住民にはそれぞれの考え方があるので、全ての方の同意を得ることは難しいと思いますが、今後は統合先を決定する前に「地域全体で一緒に考える」という過程を大切にする必要があると思います。


子どもの第三の居場所

2023年06月25日 | 日記

子どもたちが安心して過ごすことができる、家庭や学校以外の「子どもの第三の居場所」の開所式に参加させていただきました。
この居場所は、NPOいちはら市民活動協議会が公益法人日本財団による助成を受けて、スペースを提供していいる薬局ウェルシアさんと市と連携しながら運営されます。
これまでも毎週金曜日に子どもの居場所を運営されていましたが、今後は水・木・金の開催となり、様々な体験プログラムも実施されるそうです。

市内で学習サポートや放課後に子どもから大人まで世代を越えた交流の場を提供している方々に加え、居場所を必要としている不登校のお子さんがいる保護者の話を伺いました。
特に保護者の方の話しには胸を打たれます。
「学校に行きたくないという子どもの思いと、学校に行ってほしいと願う親の思いとのすり合わせが必要で、子どもの気持ちを考えて自分(親)に落とし込まないと前に進めない」
これって簡単にはできないことで、お子さんの気持ちをしっかり受け止めるまでに相当な葛藤があったと思います。
それは私が経験した障がい児の子育てに共通するだけに、胸にドシーンと落ちてくるのです。

私が議会質問で不登校について取り上げたのも、2年前にNPOいちはら市民活動協議会が企画したワークショップでした。
その頃に比べると支援活動の輪が広がり、その活動団体と行政を繋げる役割を担って下さっていることにも感謝しています。


新たな気持ちでスタート!

2023年06月21日 | 日記

選挙後の任期がスタートし、19日(月)に全員揃って自己紹介をした後に議会棟で記念撮影。
そして今日は会派結成の報告や、会派の部屋割りを決める会派代表者会議がありました。
小沢さんと私は、引き続き市民ネットワークとして活動していきます。

今期は一人会派の新人議員が3名いて、会派代表者会議に出席した小沢さんから話し合いの様子を聞き、市原市議会に新しい風が吹いた!と感じました。
うーん、頼もしい!

改選後の議会は29日から始まりますが、23日から議案などの説明会が行われ、実質的には議会に突入していると言えますね。
市民相談の案件を抱えながら、質問内容を整理しています。

支援者さんからいただいたお花に勇気と元気をもらっています!

 


障がい児者の親の想いを伝える

2023年06月16日 | 障がい

今日は肢体不自由者父母の会の役員4名で市の障がい支援課を訪れ、災害時について話しをする機会を設けていただきました。

やはり保護者が気になるのは、避難所での生活。
福祉避難所には障がいのある子どもの兄弟姉妹も避難できるのか、成人でもオムツ交換できる場所は確保されているのかといった事から、備蓄品まで様々な話題に。

それと、3年半前の台風15号の経験から、父母の会では自助・共助の力を高めようと会員にアンケート調査を行い、一人ひとりの子どもの身体状況(車椅子使用・歩行可)や必要な物品(オムツ・経管栄養のグッズ・導尿のカテーテル・人工呼吸器など)を記載し、市の防災マップに位置を落とし込むという作業をしてきました。
これがあれば、被害があったとき、同じ物品を使っている者同士が融通し合うことができます。
また、停電していないか、何に困っているかを確認し合うために、グループラインも作っています。
このような取組みを伝えることができました。

今後も継続して話しをする機会を設け、私たちの状況を知ってもらい行政との距離を縮めていければと思っています。

 


消防団に感謝

2023年06月12日 | 日記

昨日、第56回市原市消防操法大会が行われました。
6つの支団から選出された分団が小型ポンプ操法を披露。
指揮者以下4名でホース3本を繋ぎ放水して標的を倒すもので、キビキビとした動きに日頃から訓練を重ねてこられた様子を伺い知ることができました。

審査は減点方式だそうですがド素人の私にはサッパリ分からず、消防団員だった男性議員から説明をしてもらいながら見ていました。

消防団というと、思い出すのは東日本大震災の頃。
再び大きな余震がおこれば、重度身体障がいの息子を連れて逃げられるかと不安な日々を過ごしていた中、毎晩消防団の車が巡回してくれたことで、とても安心できたのです。
鐘の音が聞こえると安堵した気持ちになったことは、今でも鮮明に覚えています。
まさに市民の安心・安全を守る活動に、心から敬意を表したい!

 


京都での法事

2023年06月10日 | 日記

亡き母の13回忌の法事で京都の西本願寺に行ってきました。
関西では「お西さん」と呼ばれています。

昨年3月に甥っ子の結婚式で京都を訪れた時にも足を運んだ西本願寺。
とても広い敷地に国宝級のお堂が建ち並び、それはそれは圧巻です。
荘厳な雰囲気に包まれた阿弥陀堂で聞く読経に、心が吸い込まれるような感覚になりました。




約400年まえに再建されたお堂のスケールにはビックリです。

 

法要の後は、京都駅近辺で会食。
兄夫婦とその長男夫婦、次男、長女でお酒を呑みながら美味しい食事をいただき、近況を語り合いながら楽しい時間を過ごしました。
勿論、当選のお祝いも!

ゆっくり京都見物でもしたかったけど、明朝は市の消防操法大会に出席するので日帰りとなりましたが、日常から離れた一時にリフレッシュさせていただきました。


当選証書付与式

2023年06月07日 | 日記

昨日は当選証書付与式が行われ、市長と、新人6人を加えた32人の議員が揃いました。
呼名を受けて証書をいただく時には、初当選したときの思いが蘇ります。
議会棟に足を踏み入れた時のオドオドした気持ち、証書を手にしたときの緊張感、一変する生活への不安感など・・・。
おそらく、初当選した新人さんも同じだと思います。

付与式を終えてから事務所に寄ると相談の電話が入ったので、今日は3時間かけて市役所内のいくつかの課を駆け回りました。
とても複雑な生活困窮に関する案件で、私が知らない事ばかり。
3期目を迎えても日々学びの連続です。


当選させていただきました

2023年06月05日 | 日記

昨日の夜、事務所で仲間と共にハラハラしながら開票状況を見ていました。
おかげさまで2,775票を投じていただき、無事当選を果たすことができました。

1週間の選挙戦では、お声をかけて下さる方や手を振って下さる方々に、本当に励まされました。
また、応援に駆けつけてくれた他市の議員仲間の存在は、とても心強かったです。
そして何よりも、私を日々支えてくれたボランティアさんや事務所スタッフの存在なくしては、このような結果は出せなかっと思っています。
改めて、感謝の気持ちでいっぱいです。

私に託して下さった方の想いを受け止め、これからの4年間も精一杯務めさせていただきます。

 

 


選挙戦も終盤

2023年06月02日 | 日記

今日は朝から雨が降り、おまけに風も強く、夕方には土砂降りの雨になりましたね。
朝早くから四街道市の大越市議が応援に駆けつけてくれ、ウグイスを務めてもらいました。

今日も市内を巡りましたが、悪天候で道を歩いている人がいなく、家の窓も閉め切られたまま。それでも所々で車を降りてスピーチしていたら、玄関から出てきてくださった方がいたのです。そして「今回は投票に行かないつもりだったが、あなたの話しを聞いて投票に行くことにしたよ」と。
こんなに嬉しいことはありません。
だって棄権するつもりだった人の気持ちを変えられたんですから。

足を踏ん張っていないと吹き飛ばされそうな風の中、スピーチした甲斐ががありました。


私が初めて出馬したときに「森山さん、一票を投じてもらうということは、相手のお気持ちをいただくってことなんだよ」と教えて下さった方がいます。

明日は選挙戦最終日!気持ちを込めてマイクを握ります。


晴れの日の選挙カーから

2023年06月01日 | 日記

選挙戦が始まってから、久しぶりのお天気に恵まれました。
今日も市内各地を巡り、私の選挙カーを見て手を振って下さる方々に励まされた一日でした。
出先で会った方から「期日前投票を済ませてきましたよ」とのお声をかけていただくことも。
本当に有り難いことです。

午後の大蔵屋団地でのスピーチでは、応援して下さっている方が集まって下さいました。
青空が広がって、とっても気持ち良かったです。


選挙戦は後2日!
明日も選挙カーに乗り、想いを伝えて参ります!

息子がお世話になっているヘルパーさんに偶然しハイタッチ!

 


選挙戦も中盤になりました

2023年05月31日 | 日記

5月28日からスタートした市議会議員選挙は中盤を迎えました。
日々の様子はフェイスブックでお伝えしてきましたが、ブログでの発信ができずスミマセン。

この4日間、市内各地を巡り、沿道や家から飛び出して手を振って下さる方に出会い、元気をもらっています。
また、所々で選挙カーを停めてお話させていただくこともありました。
重度障がいがある息子を育ててきたことが私の議員としての原点であること、その経験から弱い立場の方々に思いを馳せ議場に立ってきたこと、そしてこれからも一人ひとりの困りごとに耳を傾け、誰もが暮らしやすい市原市にしていきたいという想いをお伝えしてきました。

そして今まで本当に多くの方から伺ってきた公共交通の問題についても!
バスの減便や週末の運休で、このままでは住み続けられないという声を聞いてきました。
市は4年以上も前に公共交通計画を作りましたが、その進捗状況は大幅に遅れています。
市は総合計画で人口27万人維持というスローガンを掲げ、転入者を増やす施策を数々打ち出していますが、一番力を入れなければならいのは交通問題だと思っています。

さあ、選挙戦も残すところ3日間。
悔いのないよう精一杯、私の想いをお伝えして参ります!

 


市民活動の力

2023年05月15日 | 日記

NPOいちはら市民活動協議会の総会に出席させていただきました。
R4年度は新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から活動に制約があったものの、リタイヤ男性を対象にした「グランパ・フェステタ」の開催や、市民活動の拠点でもある「ウェルシア・コミニュケーションセンター」の運営事業を市から受託されるなど、前年度に比べて飛躍的な活動状況をお聞きしました。

私は不登校児童生徒への支援について議会で取り上げてきましたが、そのきっかけはNPOいちはら市民活動協議会が企画したワークショップでした。
この時に不登校のお子さんがいる保護者の方が涙を流しながら話されていた姿が、今でも目に焼き付いています。
今年2月には、フリースクール運営者や保護者と子どもの繋がりづくりをされている方などと、市の教育センターの担当者を招いた会合を企画され、公民連携で不登校の子どもたちを支援する動きが高まってきたことを感じました。

今日の総会にはプレーパークの運営者、中小企業の支援団体、子育て支援団体など、様々な市民活動をされている方々が集まり、緩やかに繋がっていくことで各々の活動が広がっていくことに期待しています。


居心地の良い場所

2023年05月11日 | 日記

市内で子育て中のお母さんがスタートしたばかりの親子食堂に行ってきました。
先月末は知人にテイクアウトを頼んだのでしが、その美味しさに感動し是非訪れたいと思い足を運びました。

孤独な子育てからの解放され、周りに気を遣うことが多い小さなお子さんと外食ができる場所です。

メニューは市内産のお米のおむすび、グラタン、酢の物、手作り味噌を使ったタマネギのお味噌汁。
この味噌汁の美味しさがたまりません!

私が行ったときには3組の親子と3人の女性グループがいらしてましたが、食事をしながら子どもたちが一緒に遊び始めたり、大人たちも一緒に会話をしたりして、自然に溶け込み緩やかに繋がっていく心地よさを感じました。

この「親子食堂もぐもぐ」さんは、ほのぼの保育園の隣にあります。
食事を終えてまったりしていると、隣の保育園の経営者である小倉さんがいらして、長時間話し込んでしまいました。

インクルーシブっていうけど、まだまだだよね。知的障害、身体障害、発達障害って括りに当てはめて、さて残った者は全て健常者だから全て同じ?それっておかしくない?
価値観が合う人との話はとてもエキサイティングで、元気とパワーをいただきました。

お尻に根っこが生えるはど、居心地の良い空間!
ただ食べるだけでなく緩やかに繋がる事ができるこんな場所の重要性を感じました。