市民ネットでは地域に出向いて住民の声を聞く「まちづくりの集い」を行なっています。
11月4日は10時から飯沼公民館での開催。
今日は政策カー(市民ネットワークの看板とスピーカーをのせた車)で、ご案内のテープをかけながら飯沼を回りました。
スピーカーの音量に気を使いながら狭い道を走っていると、家の中から手を振ってくれる方、わざわざ表に出てきてくれた方、声をかけて下さる方に出会い、本当に嬉しかったです!
年に4回発行しているネット通信のポスティングをしている時も、声をかけていただくことがあり、温かい町だと感じます。
ちょうど10日前は、飯沼の春日神社例大祭がありました。
今日のような秋晴れで、日中は子ども達でにぎわっていました。
これは餅まきです。子どもも大人も夢中。
白狐の踊り。
春日神社に宮入りしてからは、大人のお祭り。提灯に火がともると山車が映えます。
囃子好きの私にとっては、聞いているだけでテンションあがります。
テントを張って、おでんやモツ煮、味噌田楽などの「おもてなし」が。
テントを張る、発電機を使って提灯を燈す、調理をすることは、災害時の訓練にもなっています。
神社には明治40年から引き継がれてきた旗があり、布が破れて何度も修理して大切に保存されているのです。
明治40年っていうと、100年以上も前です。飯沼の移り変わりをこの旗は見てきたのでしょうね。
こんな由緒あるお祭りが継承されているのはすごいことです。
そしてお祭りが飯沼の地域力になっていることも感じました。
全国的に消防団の担い手が減ってきていることが問題になっていますが、飯沼ではお祭りを通して子ども達が囃子を習い山車を引き、やがて消防団に入っていくので担い手不足にはなっていないのです。
お祭りは、町民がひとつになれる場。
この歴史あるお祭りを大切にしたいです。