薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

議会速報を配布

2019年12月24日 | 日記

今朝は6時過ぎから姉ヶ崎駅で議会速報を配布しました。
家を出た時は真っ暗。配布を開始した時は、ほんのり明るい空にお月さんが見えました。

内容は先日質問した医療的ケア児者のことと、もう一つ重要なのはH30年度決算で指摘した学力調査の結果について。

これ、かなり深刻な問題なのです。
毎年、小6・中3年生を対象に実施される「全国学力・学習状況調査」では、国語と算数(数学)それぞれについて「知識」と「活用」に関する問題を解くのですが、市原市は全ての項目が千葉県平均を下回っているだけでなく、国語の「知識」以外は全国最下位の自治体以下という厳しい結果だったのです。

勿論、子どもの能力は学力だけで決められるものではないし、一人ひとりの習熟度を上げることも大切です。でも、千葉県の中で市原市は突出して低い状況が何年も続いているのです。

市は学力で「つまづき」が出始める小学3年生を対象に、特別講師を配置する基礎学力定着推進事業を行っています。H29 年度の10人から、H30年度以降は16人に増員されましたが、全ての学校に配置されているわけではありません。

基礎学力を身に着けることは、生涯収入や将来の生き方にも関わってきます。
市の教育大綱の基本理念は「未来へつなぐ いちはらの教育」
市原の子ども達が夢をもって羽ばたけるような教育であってほしいものです。