薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

庁舎を考えるワークショップ

2020年11月23日 | 日記

11月とは思えない暖かい3連休。皆さんどのように過ごされましたか。
コロナの感染拡大で、予定していたお出かけをキャンセルした方も多かったのではないでしょうか。

そんな中ではありますが、今日は市民ワークショップを傍聴しました。
老朽化した第2庁舎の建替えにあたり、機能を市民と考えようというものです。
今日は第2回目でしたが、機能を考える以前に行政サービスのあり方を問う意見が多くありました。

・駅から遠く交通アクセスがは良くない所に建替えても、市民は利用できない
・庁舎に来なくても用事が済ませられるようにしてほしい
・オンライン化するなど支所の機能の充実があって、初めて庁舎の機能を考える段階なのでは
等々。
これらは、すでに議会でも取り上げてきたんですが、やっぱり市民もそう思うのですよね。
要するに、市の行政サービスの方向性が定まらないうちに、機能を語るなんてできないのです。

そもそも、このワークショップでは市の財政状況も示されていません。
これで機能を話し合うことに疑問視した意見もありましたが、委託したファシリテーターからは「今の段階は理想を語って良い。まずアイデアをだしてもらい、その後金銭面でも考える」と・・・。
それ、順序が逆でしょー! 市民感覚からほど遠いとしか言いようがありません。

参加者に理想を語らせて、お金がないから実現できなかったというのでしょうか?
第3回は来年1月に開催されますが、これをどうまとめていくのか、気になります。

 


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