NPOいちはら市民活動協議会が主催する「ウェルキャン オンライン ~子どもと保護者の孤立を防ぎ、well being な居場所を考えよう~」が開催されました。
主に不登校をテーマにしたイベントです。
冒頭は、市原市の適応指導教室「フレンド市原」の紹介。
この適応指導教室って言葉は、さも不登校が問題というイメージだと言ってた保護者の言葉を思い出しながらその取組を伺っていたら、この4月から教育支援教室に名称変更されるそうです。
続いて「小さなフリースクールひゅっげ」の代表・杉山優美さん、子どもと保護者の居場所づくりをされている「自由登校を見守る会 カスミソウ」の小暮晴美さん、NPO法人福祉ハウス「ふわふわ」の黒澤優真さんのフリーとトーク。
活動を始めたきっかけや活動を通して感じておられる事などを話してくださいました。
3人とも家族やご自身が不登校を経験しているだけに、真の支援とは何かを日々模索されていて熱い想いが伝わってきました。
最後に「NPO法人こころね」の理事長・白尾藍さんの基調講演。
別室登校が不登校にカウントされない隠れ不登校、低年齢化している不登校の現状、パフォーマンスが上がる子どもの指導など、様々な観点からお話を伺いました。
それで、何を感じたかっていうと・・・。
会場には70名もの参加者がいて、私が知る人もあちこちに。
そこに市の教育センター長も同席されていて、様々な民間活動者と繋がったと嬉しくなりました。
不登校児童生徒への支援は公教育だけで担うのではなく、民間活動もフルに活用して幅広い居場所づくりが市内に広がりつつあると感じ、このような企画をされたNPOいちはら市民活動協議会の熱心な取組に感謝しています。