とんとんはうす

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あなたにとってのDIYって何?

2010年06月26日 | 出版・放送・文化
 DIY千葉の定例会が6月25日(金)にありました。
浜田さんのステンドグラス教室、野田の飯田さんのサンドブラスト教室がありましたが、
野武は、2階をお借りして、TさんのDIY試験の個別指導をしていました。
最近のアドバイザー試験の動向とかが見えて、こちらもとても勉強になりました。

 勉強会後、夕方から10時過ぎまで定例会がありました。
本音を言うと事務局としては活動についての詰めをしたかったのですが、
「DIYって何?」「アドバイザーって何?」みたいな話題が熱く語られ、長引きました。
DIYに対しては百人百様、夫々の皆さんの胸の内を見せて頂いた気がしました。
DIY千葉に対しても結構強い要望がいろいろ出ましたが、依田君が「今のままのDIY千葉が好きです」と言ってくれた時、凄く嬉しかった。ウダウダさせて貰います。

 それから、野武にとってのDIYアドバイザーは何?というご質問がありました。私が資格を取得した当時は通産省認定でした。それがなかったら、絶対に取りませんでした。大怪我をして建築現場の作業に限界を感じて、次の仕事・・食べていく為に取得しただけです。その答えに皆さんのリアクションが低くてビックリしましたけど。

 以前にブログに書いたので、定例会では話しませんでしたが、野武にとってのDIYは、非常時に誰でもがライフラインを確保できるようにする事。災害時には、資格があろうが無かろうが技術があれば人の命が救える事があるかもしれない、という思いはあります。
 今年1月17日にフジテレビで「神戸新聞の7日間」というノンフィクションドラマが放映されました。その中で、燃え上がるビルを前にして指をさして立ちつくす2人の人影が浮かぶ実写真が映し出されました。1人の方は被災者で「早く消してれ!」と言っているのです。もう1人の方は消防士で「水が出ないんです」・・・その時の苦悩と悔しさを思うと今でも涙が出ます。設備屋の宿命かなとも思いますが。生き残る為のDIY・・・私の思う道です。
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