トンリョウ(TongLiao)ワークブーツ/バイクブーツ

ちょっと作りが違うワークブーツです。

目打ちは必需品。

2014-01-10 15:27:07 | 道具
う~、寒い。

あんまり寒いので机の足元に置くヒーターを買っちゃいました。

工房全体はストーブで温まるんですが、足元は冷たくて・・・・


これで、寒いのをガマンしないで型紙が裁てます。(喜)




という事で、型紙を裁つときに使う 『目打ち』 という道具を紹介します。


目打ちとは型紙に穴を開けたりするときの道具なんですが、私は2つを使い分けています。


まずはこちらから。

私が靴メーカーに勤め始めた頃から使っているものです。
この目打ちは握り具合が良いのか、かなり使いやすいです。


こんな感じで使ってます。

切り込みの端の部分やステッチの切り返しなどの小さな穴を開ける為に使っています。

目打ちを使った後はこのようになります。

型紙の切り込みも端を目打ちで大きくしておく事で “切り過ぎ” てしまう事がなくなります。




そしてもう1つ。



ドイツ製なのかな?

これは私が尊敬する腕利きのフリーパタンナーさんが使っていたものと同じものです。

職人さんの作業場に行ったとき使っていたのを見て 「イイな~~!!」 と
ものすごく欲しそうに言ったところ、新しいものを買ってくれました!!


いただいたときはチョット気が引けたんですが、使ってみたらスッカリそんな事を忘れました。
というのも、これも使いやすいんですよ!


この目打ちはこんな感じで使う事が多いです。

型紙用の紙を折る前に使います。

目打ちで紙の上をなぞると溝ができます。その溝が折れ目になってキレイに折れるんです。

普通のコピー用紙が0.1mm以下に対し、私が型紙に使っている紙は0.2mm以上あります。

折り目がないとキレイに折れないんですよね。

折るとこんな感じです。

キレイに折れてるでしょ!?



紙には折れ易い方向があるのをご存じですか?

普通のコピー用紙でも折れ目があり、縦と横では折れ方が違うんですよ。

写真だと、縦が折れ易い方向で横が折れにくい方向です。

横向きの折れ目の幅が広いのが分かりますかね。



もちろん型紙用の紙にも方向があります。

この写真も縦が折れ易い方向で横が折れにくい方向です。

型紙用の紙だと違いが良く分かりますね。


こんな感じで型紙を作るときにもコマゴマとやってるんですよ。(笑)









トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 20,000(税込¥21,000) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代    ¥105,000(税込¥110,250)~

詳しくはホームページをご覧ください。


 
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