工房ではオーダーをいただいているブーツと一緒にお預かりしたブーツの修理を進めています。
前回の修理では底廻りを外すところまで進みましたが今回はその続きを紹介しますね。
底廻りを外すと中底は切ったすくい糸が残っている状態になります。
切ったすくい糸を抜くためには溝の段差を埋めるために貼った革を外します。
外すとこんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c0/17c866d4b3ebb75400093b93e81fab2b.jpg)
一番接着力の弱い接着剤を使っているのでキレイに外せました。(喜)
特にどこかが剥がれていたという事もなく、ちょうど良い接着力でしたね。
そして、今回の修理のメインであるライニングの交換です。
今回はライニングの踵部分が擦り減ってしまっていたので踵部分のみの交換です。
新たに型紙を作り、擦り減った部分を切り取ります。
その後、新しい革を貼り、ミシンがけをすれば完成です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/9c/77be9eb7fc8325ac0eab6ab39595a74a.jpg)
今回は踵部分のパーツにヌバックの革を使いました。
ヌバックは起毛している革なので滑り止め効果と通常使用するライニングより厚みがあるので丈夫です。
ただ、色落ちがしてしまうので薄い色の靴下を履くと靴下に色が移ってしまうんですよね。(汗)
オーナーさんにもその旨を説明させていただいたところ “薄い色の靴下は履かない” との事だったので
ヌバックを使用する事にしました。
指の付け根あたりも確認したところちょうど良い感じでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/83/6a1a9ef1ad51bb159dfdd65bb66fe623.jpg)
他のライニングはまだまだ平気ですね。
アッパーの修理が終わったので寸法を直した木型というか、新しく作った木型で吊り込みをします。
オーナーさんの足の寸法がかなり小さくなってしまっていたので最初に作った木型の修正で大丈夫か木型屋さんに
相談したところ 「それだけ(寸法)違うと修正ができない訳じゃないけどバランス取りが大変だよ。」 との
事だったので新しく木型を作る事にしました。
新しい木型で吊り込みも終わり、すくい縫いをかけ直した状態がこちらです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/dc/009aeaae90564fd10ccb20e535e58e0c.jpg)
うん。イイ感じです。
すくい縫いも終わったし、これからは底廻りを作っていきます。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥113,400)~
詳しくはホームページをご覧ください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※不在の事がありますので先にご連絡をください。
前回の修理では底廻りを外すところまで進みましたが今回はその続きを紹介しますね。
底廻りを外すと中底は切ったすくい糸が残っている状態になります。
切ったすくい糸を抜くためには溝の段差を埋めるために貼った革を外します。
外すとこんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c0/17c866d4b3ebb75400093b93e81fab2b.jpg)
一番接着力の弱い接着剤を使っているのでキレイに外せました。(喜)
特にどこかが剥がれていたという事もなく、ちょうど良い接着力でしたね。
そして、今回の修理のメインであるライニングの交換です。
今回はライニングの踵部分が擦り減ってしまっていたので踵部分のみの交換です。
新たに型紙を作り、擦り減った部分を切り取ります。
その後、新しい革を貼り、ミシンがけをすれば完成です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/9c/77be9eb7fc8325ac0eab6ab39595a74a.jpg)
今回は踵部分のパーツにヌバックの革を使いました。
ヌバックは起毛している革なので滑り止め効果と通常使用するライニングより厚みがあるので丈夫です。
ただ、色落ちがしてしまうので薄い色の靴下を履くと靴下に色が移ってしまうんですよね。(汗)
オーナーさんにもその旨を説明させていただいたところ “薄い色の靴下は履かない” との事だったので
ヌバックを使用する事にしました。
指の付け根あたりも確認したところちょうど良い感じでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/83/6a1a9ef1ad51bb159dfdd65bb66fe623.jpg)
他のライニングはまだまだ平気ですね。
アッパーの修理が終わったので寸法を直した木型というか、新しく作った木型で吊り込みをします。
オーナーさんの足の寸法がかなり小さくなってしまっていたので最初に作った木型の修正で大丈夫か木型屋さんに
相談したところ 「それだけ(寸法)違うと修正ができない訳じゃないけどバランス取りが大変だよ。」 との
事だったので新しく木型を作る事にしました。
新しい木型で吊り込みも終わり、すくい縫いをかけ直した状態がこちらです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/dc/009aeaae90564fd10ccb20e535e58e0c.jpg)
うん。イイ感じです。
すくい縫いも終わったし、これからは底廻りを作っていきます。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥113,400)~
詳しくはホームページをご覧ください。
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。