なんだか10月の中旬なのに暖かい日が多いですね。
先日、浅草に用事があったのでカワサキさんで行ってきたんですが、エンジンの油温が上がりチョッピリ心配でした。
私のカワサキさんはエンジンを改造してるんですが、そのときにどこか不具合があったのかもしれません・・・・・
今お世話になっているバイク屋さんと知り合う前だったので、以前依頼していたバイク屋さんにやってもらったんですがあまり詳しくなかったのかもしれませんね。
今お世話になっているバイク屋さんにエンジンを診てもらいたいんですが、エンジンをバラすとなると時間もかかるのでなかなか頼めないでいます。
あと、エンジンを開けてみたら 『あら、大変!!』 なんて状態だとそれこそ一大事なんで 『違うバイクのエンジンを購入し、そのエンジンを仕上げてもらった方がイイのかな?』 なんて迷ってるところです。
やっぱりバイクは気持ち良く乗れないとね!
さて、工房ではオーダーをいただいたブーツの吊り込みをしました。
吊り込みの作業のときは結構バタバタです。
というのもつま先と踵に入れる芯が乾くと硬くなるので芯が硬くなる前に作業を終わらせないといけないんです。
トンリョウで製作しているブーツに使用している芯はつま先・踵共にヌメ革を使用しています。
これがその芯です。

画像の右側が踵に入る “月型” という芯で左がつま先に入れる “先芯” という芯です。
この芯を水で濡らし柔らかくします。

中底の革も成型する際に水に浸けるんですが、濡らした後は程よく乾くまでタオルで包んでおきます。
画像のタオルは何度も使っているので革を鞣すときに使うシブが出て茶色くなっています。
先芯と月型は専用の水性糊でアッパーに貼り、吊り込みをします。
そうする事により、硬くなったヌメ革が糊と合わさり強度がでるようになってます。
下ごしらえが終わったら芯が硬くなる前に一気に吊り込みます。
ちなみに吊り込む前のアッパーはこんな感じです。

つま先に注目してください。
革を縫い合わせただけなのでつま先が真っ直ぐですね。
この真っ直ぐな革を木型の形に成型するんです。
吊り込みの作業は革の厚みや硬さ、木型(つま先)のボリュームによって違うんですよ。
革が厚くて硬いとなかなか大変です。
今回のブーツは革の厚みが2.3mmとトンリョウでは標準的な厚さですが、少し柔らかいので意外とすんなり作業が進みました。
吊り込みが終わるとこのようになります。


かなり “ブーツ” になってきましたね。
アッパーの革が柔らかく伸びたので “吊り込みシロ” といって革が隠れる部分が “甘い” です。
“甘い” とは吊り込みシロが多い事を言い、逆に吊り込みシロが少ない事を “辛い” と言うんです。
浅草の靴業界だけなんでしょうか??
何にしろ昔の職人さんは面白い表現をしていたものですね。
私は吊り込みの作業が終わり、つま先を見るのが好きなんですよね~
吊り込む前のアッパーで真っ直ぐだったつま先を木型の形に成型し、ボリュームのある形になると 「ふぅ!」 と一段落します。
ただ、これで終わりじゃなく、アッパーの革が馴染んできたらアッパーが引ききれていない部分を吊り込み直したり、芯の入ってるところをポンポンで叩いたりしてもっと木型の形をキレイにだしていきます。
そうするとメリハリのあるブーツができるんですよね。
ここまでで全体の作業からすると半分弱ですかね。
さてさて、カッコいいブーツを作らなくちゃ!!
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥113,400)~
詳しくはホームページをご覧ください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※不在の事がありますので先にご連絡をください。
先日、浅草に用事があったのでカワサキさんで行ってきたんですが、エンジンの油温が上がりチョッピリ心配でした。

私のカワサキさんはエンジンを改造してるんですが、そのときにどこか不具合があったのかもしれません・・・・・

今お世話になっているバイク屋さんと知り合う前だったので、以前依頼していたバイク屋さんにやってもらったんですがあまり詳しくなかったのかもしれませんね。
今お世話になっているバイク屋さんにエンジンを診てもらいたいんですが、エンジンをバラすとなると時間もかかるのでなかなか頼めないでいます。
あと、エンジンを開けてみたら 『あら、大変!!』 なんて状態だとそれこそ一大事なんで 『違うバイクのエンジンを購入し、そのエンジンを仕上げてもらった方がイイのかな?』 なんて迷ってるところです。
やっぱりバイクは気持ち良く乗れないとね!
さて、工房ではオーダーをいただいたブーツの吊り込みをしました。
吊り込みの作業のときは結構バタバタです。

というのもつま先と踵に入れる芯が乾くと硬くなるので芯が硬くなる前に作業を終わらせないといけないんです。
トンリョウで製作しているブーツに使用している芯はつま先・踵共にヌメ革を使用しています。
これがその芯です。

画像の右側が踵に入る “月型” という芯で左がつま先に入れる “先芯” という芯です。
この芯を水で濡らし柔らかくします。

中底の革も成型する際に水に浸けるんですが、濡らした後は程よく乾くまでタオルで包んでおきます。
画像のタオルは何度も使っているので革を鞣すときに使うシブが出て茶色くなっています。
先芯と月型は専用の水性糊でアッパーに貼り、吊り込みをします。
そうする事により、硬くなったヌメ革が糊と合わさり強度がでるようになってます。
下ごしらえが終わったら芯が硬くなる前に一気に吊り込みます。
ちなみに吊り込む前のアッパーはこんな感じです。

つま先に注目してください。
革を縫い合わせただけなのでつま先が真っ直ぐですね。
この真っ直ぐな革を木型の形に成型するんです。
吊り込みの作業は革の厚みや硬さ、木型(つま先)のボリュームによって違うんですよ。
革が厚くて硬いとなかなか大変です。

今回のブーツは革の厚みが2.3mmとトンリョウでは標準的な厚さですが、少し柔らかいので意外とすんなり作業が進みました。

吊り込みが終わるとこのようになります。


かなり “ブーツ” になってきましたね。
アッパーの革が柔らかく伸びたので “吊り込みシロ” といって革が隠れる部分が “甘い” です。
“甘い” とは吊り込みシロが多い事を言い、逆に吊り込みシロが少ない事を “辛い” と言うんです。
浅草の靴業界だけなんでしょうか??
何にしろ昔の職人さんは面白い表現をしていたものですね。
私は吊り込みの作業が終わり、つま先を見るのが好きなんですよね~

吊り込む前のアッパーで真っ直ぐだったつま先を木型の形に成型し、ボリュームのある形になると 「ふぅ!」 と一段落します。
ただ、これで終わりじゃなく、アッパーの革が馴染んできたらアッパーが引ききれていない部分を吊り込み直したり、芯の入ってるところをポンポンで叩いたりしてもっと木型の形をキレイにだしていきます。
そうするとメリハリのあるブーツができるんですよね。
ここまでで全体の作業からすると半分弱ですかね。
さてさて、カッコいいブーツを作らなくちゃ!!
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥113,400)~
詳しくはホームページをご覧ください。
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。