今日、作業をしていてお客さまに聞かれたことをふと思い出しました。
そのお客さまは物を選ぶときに 『丈夫な事』 が条件というか優先順位の上位にあるようで “革を選ぶとき” “デザイン” “製法” などに関して 「どっちが丈夫ですか?」 という質問を多くいただきました。
けっして悪い意味で言っているのではなく、そのお客さまに必要な条件として丈夫な事が大切だったのだと思います。
工房にお越しいただくお客さまから多く聞かれるのがアッパーの革を選んでいるときです。
多く聞かれる内容は 『どっちが良い革ですか?』 という質問です。
「ん~・・・・」 と答えを考えちゃいます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_5.gif)
『良い革』 という表現があいまいというかザックリとしているんですよね。
革は動物などの種類によっても違いますし、同じ牛革でもカーフやステアなどの大きさや鞣し方でも違いが出てきます。
それぞれ特徴があり、一言で 『この革が一番良い革です。』 とは言えないんです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
例えば仔牛であるカーフは肌目がキレイで触った感じもしなやかというかとても触り心地がイイんです。
ただ成牛のステアに比べて革の厚みを同等に作れるものが少ないです。
ステアの場合は革の厚みもあり、さまざまな鞣し方ができますが肌目はとてもカーフに敵いません。
このように “使用目的” というか “どのような特徴を出したいか” で革は違ってくるんです。
話が前後しますが、お客さまに言われたことを思い出したのは包丁を研いでいるときでした。
私がブーツを作るときに欠かせないのが包丁です。
長いこと靴関係の仕事をしているので包丁の本数も少しずつ増えて今では5本の包丁を使っています。
大工さんや整備士の方がたくさんの道具を使うようにブーツ作りでもたくさんの道具が必要になります。
その中で包丁は一番 手間? のかかる道具です。
切れ味が悪くなったら研がないといけないので・・・・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
ということで、こちらが研いだ包丁です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/77/b259d3c95f60f2a39a95acd8d2ab9298.jpg)
感覚的な意見ですがこの包丁が一番切れると思います。
そしてこの2本。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/02/e67b81cc0f0ee92debb0ffa6cf545561.jpg)
刃の幅が一番狭いので型紙を裁ったりするときに使用しています。
比較的新しい包丁なのでまだ長い?です。
そして、長年使った包丁がこちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/85/ec48304d1194bd666c556eb9172033e8.jpg)
この包丁は会社勤めをしているときに一番お気に入りで型紙を裁っていた包丁です。
この包丁も切れ味が良く、毎日のように研いでいたのでこのように短くなっています。
さきほどの包丁と比べると。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/68/d9c06df2815beb74181428559c9e6cf7.jpg)
使った年数が違いますが、かなり長さも違うでしょ?
包丁は切れ味も大切ですが、なんていうか 『手に馴染む』 という感覚があるんです。
どちらが欠けても使いずらい包丁になってしまうでしょう。
(やっぱり感覚的なことですが
)
他の道具達も手に馴染んでるものが多く、使うときに違和感を感じる事がないものばかりです。
ですが、高価なものはほとんどなく、普通に靴の道具屋さんに売られているものがほとんどです。
使っていて手に馴染むようになったのかもしれませんね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
私の作るブーツもお客さまの足に馴染み 『良いブーツ』 と思っていただけると幸いです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0230.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/51/b8e8a78d3cc1505e2a3426dcae3af3d1.jpg)
〇〇〇〇〇〇 お知らせ 〇〇〇〇〇〇
11月11日(土)12日(日) に愛知県の一ノ宮にある Rr-TAiLビル というところで
Handmation & Market という合同イベントを行います。
靴の他にも洋服やバッグ、刺繍を施した小物などの作り手が参加し、パフォーマンスや販売もしますので
お時間のある方はぜひお越しください。
詳しくはホームページがありますのでそちらをご覧ください。
Handmation & Market
11月11日(土) 12:00~18:00
11月12日(日) 10:00~16:00
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥113,400)~
詳しくはホームページをご覧ください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917 / 090(2634)0207
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※不在の事がありますので先にご連絡をください。
そのお客さまは物を選ぶときに 『丈夫な事』 が条件というか優先順位の上位にあるようで “革を選ぶとき” “デザイン” “製法” などに関して 「どっちが丈夫ですか?」 という質問を多くいただきました。
けっして悪い意味で言っているのではなく、そのお客さまに必要な条件として丈夫な事が大切だったのだと思います。
工房にお越しいただくお客さまから多く聞かれるのがアッパーの革を選んでいるときです。
多く聞かれる内容は 『どっちが良い革ですか?』 という質問です。
「ん~・・・・」 と答えを考えちゃいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_5.gif)
『良い革』 という表現があいまいというかザックリとしているんですよね。
革は動物などの種類によっても違いますし、同じ牛革でもカーフやステアなどの大きさや鞣し方でも違いが出てきます。
それぞれ特徴があり、一言で 『この革が一番良い革です。』 とは言えないんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
例えば仔牛であるカーフは肌目がキレイで触った感じもしなやかというかとても触り心地がイイんです。
ただ成牛のステアに比べて革の厚みを同等に作れるものが少ないです。
ステアの場合は革の厚みもあり、さまざまな鞣し方ができますが肌目はとてもカーフに敵いません。
このように “使用目的” というか “どのような特徴を出したいか” で革は違ってくるんです。
話が前後しますが、お客さまに言われたことを思い出したのは包丁を研いでいるときでした。
私がブーツを作るときに欠かせないのが包丁です。
長いこと靴関係の仕事をしているので包丁の本数も少しずつ増えて今では5本の包丁を使っています。
大工さんや整備士の方がたくさんの道具を使うようにブーツ作りでもたくさんの道具が必要になります。
その中で包丁は一番 手間? のかかる道具です。
切れ味が悪くなったら研がないといけないので・・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
ということで、こちらが研いだ包丁です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/77/b259d3c95f60f2a39a95acd8d2ab9298.jpg)
感覚的な意見ですがこの包丁が一番切れると思います。
そしてこの2本。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/02/e67b81cc0f0ee92debb0ffa6cf545561.jpg)
刃の幅が一番狭いので型紙を裁ったりするときに使用しています。
比較的新しい包丁なのでまだ長い?です。
そして、長年使った包丁がこちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/85/ec48304d1194bd666c556eb9172033e8.jpg)
この包丁は会社勤めをしているときに一番お気に入りで型紙を裁っていた包丁です。
この包丁も切れ味が良く、毎日のように研いでいたのでこのように短くなっています。
さきほどの包丁と比べると。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/68/d9c06df2815beb74181428559c9e6cf7.jpg)
使った年数が違いますが、かなり長さも違うでしょ?
包丁は切れ味も大切ですが、なんていうか 『手に馴染む』 という感覚があるんです。
どちらが欠けても使いずらい包丁になってしまうでしょう。
(やっぱり感覚的なことですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
他の道具達も手に馴染んでるものが多く、使うときに違和感を感じる事がないものばかりです。
ですが、高価なものはほとんどなく、普通に靴の道具屋さんに売られているものがほとんどです。
使っていて手に馴染むようになったのかもしれませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
私の作るブーツもお客さまの足に馴染み 『良いブーツ』 と思っていただけると幸いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0230.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/51/b8e8a78d3cc1505e2a3426dcae3af3d1.jpg)
〇〇〇〇〇〇 お知らせ 〇〇〇〇〇〇
11月11日(土)12日(日) に愛知県の一ノ宮にある Rr-TAiLビル というところで
Handmation & Market という合同イベントを行います。
靴の他にも洋服やバッグ、刺繍を施した小物などの作り手が参加し、パフォーマンスや販売もしますので
お時間のある方はぜひお越しください。
詳しくはホームページがありますのでそちらをご覧ください。
Handmation & Market
11月11日(土) 12:00~18:00
11月12日(日) 10:00~16:00
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥113,400)~
詳しくはホームページをご覧ください。
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917 / 090(2634)0207
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。