<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

ジュリーの「音楽劇」

2009年03月12日 | ジュリー演劇
「悲劇喜劇」4月号は音楽と舞台の特集号だった。
日本が世界に誇る演出家「宮本亜門」の執筆がある。
彼は今回「三文オペラ」を上演する。
ジュリーファンには聞き覚えがあると思う。

『クルト・ヴァイルという作曲家は「三文オペラ」では、当時の流行歌のような楽曲を作曲しています。つまり、意図的に曲として独立させているのです。ですので、ロンドンやブロードウェイ・ミュージカルのような、話とドラマが結びついたようなやり方をするつもりはありません。僕にとって「三文オペラ」の魅力は、ドラマと演劇性がスムーズに情緒的に結びついていくことを、あえて拒否している点にあるからです。』

『歌にしても、普通だったらミュージカルは情緒が高まってきて気持ちが入って歌うのに、独立した歌謡ショーのように歌が始まる。曲によっては感情的につながることもできるし、ポリーとルーシーが言い合う場面はミュージカル的な流れでいけると思うんですが、「くたびれもうけの歌」や「ソロモン・ソング」など、舞台の流れを意図的に切っている歌は、歌として完結する。でも、歌の中身はそのときの内面を別の方法で見事に表しているんです。そういうことをなるべく大切に演出できればと思います。』

このようにプレヒトとクルト・ヴァイルの作った「三文オペラ」は、今、ジュリーがやっているような「音楽劇」なのだ。
ジュリーはその昔、串田和美演出でこの「三文オペラ」の主演をした。その時に得たいろんな経験、そしてACTで培った演劇のノウハウ、そういうものの総集編が今の「音楽劇」だと思う。
ジュリーが本当にやりたかったものは、この「音楽劇」ではないかとさえ思えるほどだ。
演劇がある、音楽がある、歌がある、そして踊りもあり、人情悲喜劇もある、なんて贅沢だろう。ジュリーはこれを全部いっぺんにやりたかったのだ。

そしてそこに重要な音楽がある。
これは毎年COBAさんが作曲担当している。COBAさんは偉大な作曲家だと思う。その演劇のイメージだけで、シーンにぴったりの曲がかけてしまうからだ。

特にメインになる楽曲は、リフレインが癖になる、誰でも口ずさめるメロディになっている。
毎年の舞台を思い出してみると、COBAさんの曲なしではジュリーの舞台はありえないと思ってしまう。

いつも楽しい振り付けは南流石さんだ。
ジュリーは毎回同じ方に仕事を頼む。それだけの信頼を受けた彼らは、尊敬とまごころで作品を作ってくれる。
そんな幸せなめぐり合わせをジュリーは常に持っているのだ。

そうやって舞台はできあがっていく。
生の舞台の魅力は、それを体験したものでないとわからないと思う。
観る側も観られる側も同じ、同じ緊張感で、まなざしを向け合うのだ。
コメント (4)
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どんぶり生活

2009年03月12日 |  ブログ
澤会のライブ先行予約は明日までですよね。
みんな即、郵便局に走ったんだろうなあ。

私はめでたく火曜日に振込を済ませました。

ふう、大金だったよ。
たくさん行くからね。

遠征費用のことを考えると、めまいとか、貧血とか起こすかもしれないから、考えないようにしてるんだけど^0^

スーパーで、食料品をこの量でこの値段はないだろう、とか細かいことをちまちま考えてるくせに、
どうして、7000円のライブを何箇所も振り込んでしまうのですか?

人に聞いてどうする。

で、スケジュールが過密なので、えっと「何日の何時の飛行機でどこに行ってどこに泊まる」とか把握できなくなってるのです。
航空券もほとんどがチケットレスで、ピンとかいってバーコードを当てるだけでしょう。
で、ファイルにそれを入れてるんだけど、これは何だっけ?あ、そうそう伊丹やから大阪や。
うーんと、こっちは東京ね、とか。
しばらく見てないと、忘れてるので、手帳を見て確認確認。

みなさんはそんなことないんでしょうねぇ。

航空券もクレジットカードで購入してるので、請求書明細きてね、どこの分か把握できなくてね。

みなさんはそんなことないんでしょうねぇ・・・。

どんぶり勘定の生活を暴露していますが^0^
カード会社のブラックリストに乗らないように気をつけます。

あ、なんか生々しい?^0^
大丈夫、他で節約してるからね。
ジュリーファンは節約上手、よっ!節約上手!

コメント (2)
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