<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「魔界転生」鑑賞

2009年03月31日 |  ブログ
とは言っても、ジュリーの映画「魔界転生」ではありません。
2006年の舞台、G2脚本・演出の「魔界転生」です。
成宮寛貴、中村橋之助主演。
当時の評判が「成宮君気持ち悪かった・・・。」というのが多くて(成宮ファン許して)どんな風に気持ち悪いのか(笑)観たかったのですが、やっと見る機会に恵まれました。^^v

まず、思ったのは衣装が・・。どうも舞台衣装にしては地味かな~。天草四郎着替えなし。華やかなおばけなんだからもうちょっと色とりどりに着替えさせてあげてもよかったのでは。

あとの方たちは地味一辺倒。女性陣も何故か地味・・。

音楽はとてもよかったと思います。シーンに合った音楽が盛り上げてくれました。

キャストに関していえば、有名な映画やドラマでよく見る方たちが多く楽しめました。

けれど、G2さん、中村橋之助さん好きなのでしょうか。
中村橋之助は私から見たらやはり歌舞伎の人。
どうしてもかぶいてしまうのです。
ここが、現代劇もなんなくこなす、中村勘九郎(現勘三郎)や市川染五郎と違うところ。

橋之助さん、そして汗かきすぎです。
勘九郎さんも同じですが、歌舞伎の人はどうしても演技やしゃべりに力が入り、滝の汗になります。
肩や襟足が水をかぶったようにぐしゃぐしゃに濡れます。
あれは、どういうものでしょうか。
見ていると汗を拭いてあげたくて、気になって。^^ヾ

それから一番の難点は、G2さんの脚本でしょうか。
説明がとても多く、それを全部役者が口に出して言うのです。(視力障害の方のためには音声ガイドがついてたようですが)セリフが多すぎる。
聞いてるほうもぐったり疲れ・・。
ひっきりなしに誰かがしゃべってるという感じでした。

もう少しセリフをすっきりさせ、間を置き、表情などを楽しませてくれると、もっと成宮くん、中村さんの魅力が出たのではないかなあ。
柳生7人衆はとても良かったです。

それから女性陣は3人ですが、全員、雰囲気が似てるスレンダー美人。
だから見分けがつかなくて・・。
誰がお品さんで誰がおぬいさん?・・・
キャラが立つまで練りこまれてない演技という感じがしました。

転生したあとの、ひとりひとりの様子も、何故かあまり生きてる時と変わらず、ばらばらと舞台に一緒にいると、どの人が転生した人か見分けがつかないです。衣装でもちろんそれとわかりますが、
言いたいのは、そういう雰囲気オーラがないってことです。
メイクだけでは出せない魔界のオーラが欲しかったですねぇ。

まあ、文句ばっかり言ってますが、柳生十兵衛が父親の但馬の守と戦ってしまうシーンなどではやっぱ泣けました。
天草四郎も壮絶な最期をとげますが、成宮君、あまりに演技に力入って、絶命したあとも、身体が大きくバウンドするくらいの息遣い。
死んでないぞぅ、みたいな。
ちょっと息止めておいて欲しかったな。(ホントに死んじゃうって)



どうしても「魔界転生」というと、ジュリーの魔界転生が私には基本になっているので、厳しく見ちゃうんでしょうねー。
ジュリーのおどろおどろしさは、誰にも真似できないし。

ま、ジュリーファンだから許してくださいましね~。
コメント (4)
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どこらへんまでがネタバレですか?

2009年03月31日 | ジュリー
花曇のぐずついた天気が続いている。
雨も、降るの?降らないの?ってはっきりしない。
とても寒くて、桜は散りながらも、まだ枝にくっついていたいなあ・・・て感じだ。
例年になく、花が長い。
曇り空にも晴天にも似合う桜の花だ。

桜が散ると淋しさもつのるので、早く4日(探偵を観る日)にならないかなあと指折り数えている。
「かなり面白い」そうだ。o(^^)o
感想は?
アップしちゃまずいよね。かなりおもしろいとだけ、言っとこうか。
感想を書けないと、またうずうずして困っちゃうかもしれないけど、お口チャックよね。
コメント (2)
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