<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「さよなら渓谷」

2014年07月02日 |  映画
2013年 邦画

吉田修一原作、真木よう子主演。

モスクワ国際映画祭、審査員特別賞受賞。

なるほど、小説原作の映画だな、という感じです。
吉田修一さんはあの「悪人」を書いた人。
人間の複雑な心理を描こうとする挑戦を
映画にしたらどんなに大変か、と思わせてくれる作品。

ある町で起こった、幼児殺害事件、その容疑者の隣に住む夫婦。
しかし、妻の通報で夫は
「容疑者と自分の夫が関係があった」と共犯の嫌疑のために
警察に留置されてしまう。

それは果たして事実なのか、
それとも妻の嘘なのか、

警察で夫は何も答えようとしない。
嘘か、真実かを言わない。
自分の身の潔白を証明しようとしない、
それはいったい何故なのか。

夫婦に隠された驚愕の過去とは?!




真木よう子の鬼気迫る演技が観る者を惹きつけます。
テーマは重すぎて、女性にはつらいけど、
映画としては長く印象に残る作品かもしれない。


「さよなら渓谷」
コメント
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