<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

NON-NO No2

2010年03月22日 | ジュリーインタビュー
≪思いがけない言葉が新鮮に感じることありますね。言葉って生きてるんだな≫



陽水「鉄矢は竜馬個人を尊敬してるのね、僕の場合、好きな人はと聞かれるとジョン・レノンと答えるけれど、自分でジョンを演じる神経にはまったくなれない、でも鉄矢は変わっていて、自分が一番いいものをやりたいっていうの(笑)。やりたい人がうまい人なんだって(笑)。で、ハハーこいつは変わってるなって感動してるすきに、ひっぱりだされちゃったのね。」

沢田「ところで、ドラマの話が出たところで、今回、陽水さんの詩をじっくり検討してみたわけだけど、とても一つ一つの言葉を大切にする人やなあって感心したんや。“あ、こういう言葉でも歌になるんだ”っていう、軽い驚きがあった。」

陽水「意識して言葉を作るっていう感覚はないのね。ただ、他人が歌うという場合、例えば『ミスキャスト』の中に“センチメンタリズム”という言葉が出てくるでしょう、そんなとき、“沢田研二はそこをどうやって聴く人に伝えるのかな?”っていう気持ちは当然起こってくる。」

沢田「僕は言葉の真意をあまり伝えよう伝えようとリキむより、その言葉の上をわりと軽くなぞるぐらいのほうが、かえって聴衆に伝わると思ってますよ。だから“センチメンタリズム”の箇所も、最初はむずかしく“オッ?!”と思ったけど、結局は素直に歌うのがいいんやないかと考えたね。」

陽水「いや、それでいいんですよ。作家の描くオリジナルのイメージどおり歌うってことは、もうすでにつまらないということあるからね。言葉は生きてますよ。」

沢田「映画などでも、思いがけない言葉が新鮮に感じることってあるでしょう。」

陽水「その意味で僕が最も好きなのは、NYを舞台にしたジャック・レモンとかウォルター・マッソーが出る映画なのね。」

沢田「フロント・ページとか?」

陽水「おうおう、よかったなあ。もう言葉を聞いてるだけでウキウキしてくる。」

沢田「僕は『笑う警官』とか好きだったなぁ。都会の会話にしびれちゃった。そうすると映画のせいかな、ストレートに言い回しちゃう表現の仕方が、陽水さんすごく上手いみたいなの(笑)。」

陽水「そういうのネクラって言うらしい。」

沢田「陽水さん、あんまりお酒飲まないでしょう?お酒飲まない人には多いんだって、ネクラ族が(笑)。」

陽水「何せ昔から下戸なんです、僕。水割り薄いのかビールを少し舐めるだけで、もうまるでお正月になっちゃいますからね(笑)。僕の生家、全然飲まない家だったんです。だから親も飲まなきゃ兄も弟も飲まないっていうんで、お正月にお屠蘇でみんなが顔赤くして、大変な家族、純情家族でしたね。(爆笑)」

沢田「外見からは信じられん話(笑)。」
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今日の桜その2

2010年03月21日 |  ブログ
家の前の公園の桜です。
ああ、きれい・・・。
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今日の桜その1

2010年03月21日 |  ブログ
今日は講座の発表会があり朝から行ってまいりました。

天気が良くて、桜も満開。
会場の前の駐車場の桜です。

でも、朝は黄砂がすごかったですね~。
朝起きたら外が黄色かったのでびっくり!でした。
洗濯物は外に干せません><。
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1983年 NON-NO

2010年03月19日 | ジュリーインタビュー
≪ 映りの悪いモノクロテレビで、『ザ・ヒットパレード』見てました、僕たち ≫


沢田「新LPの『ミスキャスト』ようやく発売にこぎつけましたよ。」


陽水「最初、作曲のお話をもらいましたとき、沢田さんのことを全然知らなかったのに、急にあつかましくも(笑)、曲も詩も全部自分でやりたくなってね。で、詩のタイトルや、でだしの部分をチョイチョイと書いたら、えらく楽にできるんです。つまり沢田研二を想定して詩を書くと、スラスラできちゃう。“オッ、じゃアルバムの曲全部作るか”という次第で・・。」

沢田「それ、どういうこと?」

陽水「つまり、自分自身のものだと、僕、気取っちゃうわけ(笑)。「いやいやオレはもててもててしょうがない」というフレーズ、自分には書けないけど、沢田研二だったら簡単に書けるわけ(笑)。曲作りって、それなりに難行苦行なんですよね。でも、あたなという良質の触媒のおかげで、サッサッサとできちゃった。」


沢田「誤解もはなはだしい(笑)。でもサッサッサという割には、むずかしい歌、ぎょうさんあったわ。音域は広いし、それにメロディーのクネクネ仕方が、陽水さん独特でしょう、僕はなかなか覚えられへんかった。」

陽水「一度リハーサルしたときは、そんなこと全然感じなかったけど?」


沢田「ナニナニ(笑)、“君は君なりに歌えばいい ”とか言いながら、歌詞カードには“ここはこうして、ああして・・”って細かい指示がこちょこちょ書いてあるんだもんね。(笑)」

陽水「小姑根性まるだし!(爆笑)」

沢田「だけど歌ってて、ようもまあこういうフレーズが次々とでてくるなと感心したわ。観察が細かいんやね。前歯の間から、頭に浮かんだ言葉がどんどんもれてくるようなー。」

陽水「いやいや、あなたの方はホイホイいったんだけど、あのときは同時進行してた僕自身のLP『ライオンとペリカン』のほうは苦しみの連続だったの。やはり気取りは作家にとってガンですなぁ(笑)。でも、『ミスキャスト』のほうも、最終のツメにきて、“あーあ、疲れてしもた、テレビでも見るか”ってゴロンとなるでしょ。すると、沢田さんはしょっちゅうCMや歌番組にでてるじゃない。それで画面にあなたのお顔が出ると、“おい陽水、オマエ真剣にやっとるんやろな!”って脅迫されてるような感じでね(爆笑)。テレビに出てる人って、そういうとき得ね(笑)。」


沢田「テレビもいいとこあるんだ(笑)。」

陽水「この仕事以前、僕は沢田さんをテレビでしか見たことがなかったんですが、何せ変わった人間だろうなと、ずっと思ってたの。それで初対面のとき、僕の目は狂いはないと確信した(笑)、世間では、僕の方が変わっていて、沢田の方がまともだっていう印象があるでしょう。それはテレビにでるでないみたいなことでね。でも本当に変わっているのは、あなたなのです(爆笑)。ところが、庶民は芸能界で変わった人間が活躍するのを見たいのね、ブラウン管をとおして。だからとてもいい芸能人だと思いますね、沢田研二は(笑)。」

沢田「ほめてんでしょうね、それは(笑)。でも振り返って考えると、テレビは僕らの性格形成にかなりの役割を果たしていると思うのね。僕らの音楽体験も、テレビによるところ大だったもん。陽水さんの音楽入門編はどのあたり?」

陽水「そりゃもう断然ビートルズ、高校入試の勉強中だったから中学3年生のときかな。でもこれはテレビじゃなくてラジオの「9500万人のリクエスト」ってやつで聴いたのね。もう一発でファンになった。日本の総人口が当時は1億いなかったのです(笑)。」

沢田「僕はオクテでね、ビートルズ聴いたのは高校時代の後半、女の子がポールとかリンゴとか騒がしくてね。“ビートルズ?何がビートルズや!”まあ、こんなもんですよ(笑)。」

陽水「あ、この人これだもん(と言いつつ空手のまね)硬派銀次郎だったわけね。でも、その前もアチラの音楽を聴いてなかった?コニー・フランシスとか、いろいろあったでしょうが。」

沢田「僕は坂本九さんやパラキン専門でね。アチラの曲を日本語で歌ってたりしたころね。」

陽水「あ、『ザ・ヒットパレード』だな!」

沢田「そうそう、モノクロの映りの悪いテレビで見てた(笑)。でも、過去のテレビ番組の話すると世代が分かるって、おもしろいよね。」

陽水「うん、“オーオー月光仮面か!”なんて意気投合したりして(笑)。」

沢田「ひょうたん島?話合わんからアッチャ行け!とかね(笑)。年がバレますか、やはり(笑)。」

陽水「世間には。“テレビは一方通行の知識、情報を植えつける。やはり人間というものは、社会に出て人間同士ぶつかって、貴重なものを学ばねばならない”って道徳論があるでしょう。僕ってそういう考えに反発しちゃうのね。“テレビから得た情報で生きたっていいじゃないか!”って岡本太郎風に言いたくなっちゃうんですよ。(笑)」

沢田「テレビや新聞からの情報をうのみにしちゃいけないと、僕は思うんや。“こう言ってるけど、本当かな?”って疑問を絶えず持つ、ひとつのことでもいろんな角度の見方があるでしょう。“いや、この考え方は偏っているんじゃないか”と考えると、いろんなことが見えてくる。僕らは、そろそろそうやってテレビを見て、かつほくそ笑む(笑)世代かもしれない。」

陽水「ところで、沢田さんは自分のでている歌番組なんてよく見るほう?」

沢田「うん、よく見る。他人のでも自分のでも。でも職業意識が先に立っちゃってね。“あ、失敗した”とか。」

 陽水「近頃の歌番組って、どちらが高く飛び上がれるとか、どちらが長くダンスできるとか、競技大会みたいなとこ多いでしょう、あれじゃ話にならいよね。僕ら30代としては(笑)。」

沢田「体力の限界ね(笑)。でもテレビに出ない陽水さんが、先日の『坂本竜馬』にはよう出演したね。」

陽水「武田鉄矢にくどかれまして。伊藤博文やったのね。無口な博文を(笑)。金持ちらしくていいやなんて。(笑)」

沢田「ご感想は?」

陽水「楽しくもあり恥ずかしくもあり。」

沢田「歌うのとは全然違うでしょう?」

陽水「早く家に帰りたかった(笑)。沢田さんも出てたね、あれには。」

沢田「僕は最初、桂小五郎だったの。でもそんないい人イヤだって(笑)。それで“竜馬を暗殺したのはだれ?”とスタッフに聞いて、“鉄矢を殺させてくれ”とかお願いしたりして。(爆笑)」


**********

今日は「新センセイの鞄」初日の幕があがりましたね。
私は観劇は当分先なので、陽水さんとの対談をアップしたりします^^。

まだ続きます~。
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桜3分咲き

2010年03月18日 |  ブログ
もう家の近くの公園の桜が3分咲き。
ああ、このまま天気が連休までもってくれれば絶好の花見日和になりますね。

22日にくまぽん会でお花見予定。
いちおう、ポータブルDVDを持参し、
「渚でシャララ」を流し歌って踊る、予定。


あれから振り練習してないんだけど、いいや、花見でみんなで練習です。
桜の木の下で踊れ~。
歌え~。
飲めや~歌え~踊れ~。

うーん、注目されること間違いなしでしょ、
あのおばはんたち、何踊ってんの?

そう思われたらこっちのもの。
おいでおいで、一緒に歌おって誘います~。

え?そういうことできるのあなただけ!って?
うーん、シャイだからなーみんな。

でもめげずに「渚でシャララ」宣伝隊ですからー。
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歳をとったら

2010年03月18日 |  ブログ
歳をとったら、自分の歳を忘れるようになるってほんとだったわ~。
もう、何かの折に年齢を書くとき、
一瞬考えてしまう。

歳なんてどうでもいい年齢になったからか、
忘れたいからか、
ほんとに忘れているのか、
まだ40代まではそんなことなかった気がする。

「えー?自分の歳わかんないの?!」
って人に言ってたような気がする。

いや、私も今日誕生日を迎えるにあたって
もう一回西暦で確認してみました。

うむうむ、やっぱりこの歳ね。ダハ

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今はまっている

2010年03月17日 |  ブログ
今はまっているお笑い芸人さんといえば「はんにゃ」の金田哲くん、
じゃなくて(もう飽きたというか新作コントが見たい)
「矢野・兵動」の兵動大樹さん。

もっぱらTVないので動画サイトで見せてもらってますが、
いつみても面白い。
どうしてこんなに話しが上手なのか。
ふつーの出来事をふつーに話してるようなのに
めちゃめちゃおもしろいのはどうしてなのか?

「人志松本のすべらない話SP」ではこないだMVP取りましたね。
2009年には上方漫才大賞も。

今、一番乗りに乗ってる芸人さんじゃないですか?

ナイナイさんと同期なんですね~。
相方の矢野さんもおもしろいですよね。
しゃべり方がやすし師匠にそっくりです(笑)

兵動さんの好きなところのひとつはあの恵比須顔です。
にこっとして目が顔に埋もれてしまうところ。
どんぐりな目なのに、顔の肉が盛り上がって(笑)

しゃべり方が大好きなんです。
大阪弁だけど、柔らかくて、つんけんしたところがなくて、
ソフトな人柄がしのばれます。

ああ、そばにいたら惚れてまうな~って感じの人です。
すごく癒されます。

もっとたくさん動画みたいなあ。
あんまりTVとかに出ないのか、少ないです。
昔の少し痩せてる兵動さんより、
今のぱんぱんの兵動さんが好きです~。

お体に気をつけて~

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やっと^^

2010年03月17日 |  ブログ
朝日新聞が手に入り記事を読むことができました。ありがとう。

これでみんなの話題におっつける。
もうねー、
TVも新聞も見ないから私。

これでよく社会人やってるね、と言われそうだけど、
もう何年も、20年くらい?
TVと新聞のない生活を続けているので
それが当たり前になっています。

時々、実家に行ってTVは見てるけど、
新聞はほんとに読みませんね。

おかげで、流行物がさっぱりわかりません。(笑)

一番ショックだったのは、阪神淡路大震災のときと、アメリカのテロ事件のとき
会社に来て、みんなからバカにされたこと。

知らないわよー、知る術ないんだから。
なんかとても悪いことをしたような気がしました。
そんな大変なこと知らずにのほほんとしてたなんて。

新聞と言えば、ジュリーは新聞は時間をかけてたくさん読むようですね。
勉強家だ・・。
世の中のことをちゃんと把握して、常に常識人としての考えを持つように心がけているのではないでしょうか。
偉いなあ。

目が老眼が入ってきて小さな字が見えにくくなったので、雑誌も読めなくなってしまって、ますますご隠居さんのような生活に・・^^ヾ
浮世から離れてしまうで~・・、わたし
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確定申告

2010年03月16日 |  ブログ
サラリーマンをやっていると確定申告なんてやったことがないし、(サラリーマンは年末調整)
数年前まではそんなこと考えもしなかったのだけど、

副職の体操教室で行政の講座をやっているために
収入から源泉徴収税を引かれていたのです。
ずっと、「割りに合わんなあ」って思ってたのですが、
よくよく考えてみれば、確定申告すれば税金が返ってくるはずだったのです。

ほんのわずかの金額ですから、いいや、と思って仲間の先生たちもされてない人が多く、
やっぱりもったいないことだと思っていました。

でも、4年ほど前から思い切って税理士さんに頼んでみました。
その収入だけなら自分でするのも簡単ですが、給料をもらって年末調整をしているので、ちょっと自分では面倒かな、と思って頼みました。

毎年、返ってくる金額はまちまちですが、
このお金は嬉しい!
申告してない先生に「しなきゃ~!」と勧めています。

ああ、今年ももうすぐ口座に振り込まれてきます。
なんにつかおっかな!
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悪い癖

2010年03月15日 |  ブログ
今、警察署に免許更新の手続きに行ってきたのですが、
座って待っていると、案内窓口のところに、タクシーの運転手さんがやってきて、
茶色い包みを広げながらしゃべってます。

すぐ近くに座っていたけれど、その包みの中身は見えなかったのですが、
その運転手さんの言う事には

「ゆうべ、駅までお客さんを乗せていったら、この包みを渡されて“捨てておいてくれ”と言われたんですが、これは普通のゴミには出せないですよね?」

と窓口の女性に。

私は耳ダンボ。

だってその包みは茶色の紙に無造作にぐるぐると包まれた長いもので、
どうも手に持った様子から、ドスくらいの長さ?もしくは銃?
みたいな、持ってたら銃刀法違反?みたいな、
そんな感じがしました。

とは、サスペンスの夢ばかりみる私の単なる想像ですが、
その運転手さんは、生活安全課に呼ばれて行ってしまいました。

うーむ、刃物を包むためにすごく強い紙があるじゃあないですか?
包み紙があれだったので、私の想像力が高まってしまって(笑)
わざわざ警察に届けるものと言えば・・。

あれこれ物語を勝手に作り始めてるところです。

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