
行ってきましたよ。
台風なのに雨がその時間帯、止んだのです。
なんと言う幸運でしょう。
ご厚意により原研敷地内に入らせていただき
(一人一人身分証明書を厳重にチエック)
スカシユリの咲く場所へ。

わぁ!咲いている。

スカシユリが自生しているんですね。


我が家のスカシユリはスカシユリにあらず、です。

花弁と花弁の間がすいています。
だからすかしゆり。
花弁は6枚ですが、間の三枚は幾分他の三枚より細いんですね。


黒松はむらの木です。
この雑草も地下茎で増えますね。
絶対に抜けない!
次は原研をあとにして、村松海岸へ。
海岸でスカシユリを探そう!
30年前にはスカシユリは海岸のあちこちに咲いていたのだそうですよ。

新川の河口の向こうに那珂火力が。

砂浜は外来種の雑草で覆われています。

シナダレスズメガヤ
昔土留めとして入ってきた外来種
海岸もこれで覆われるだろうということです。

銀葉で自分の庭にほしいくらいですが、
この砂浜にはお邪魔なものだそうです。
ビロードモウズイカといいます。

オニハマダイコン

ドクウツギ
食べたら死にます

これは日本のもの
ケカモノハシ

これも日本に昔からあるもの
ホウボウムギのメス
オスもありますが細いです
海岸のスカシユリは絶滅ですね。
東海村発足30周年を記念して村の花として制定されたスカシユリ。
その頃から少しずつ減り始めたのでしょう。
乱獲もあったのかもしれません。
やはり、

このフェンスの向こうにしかないのでしょう。
あ、ありましたよ、フェンスの向こうに大株のスカシユリ発見!

原研さんには静かに見守ってもらいましょう。
9時から12時までのバスと小型車を使って移動の
スカシユリ大捜索!
とても楽しかったですよ。
小雨決行、大いに結構でありました。
良い体験をさせていただきました。
雑種は雑種にあらず。
その環境にうち勝ったものだけが生き残っているんですね。
これからの課題は
スカシユリをどうしたら昔のように増やしていけるか!
と言うことだそうです。
近く、いろいろな意見を交換する機会を設けるということです。
依然として台風が気になるところです。
今は嵐の前の静けさで、雨も止んでいます。
