商業施設「ひろのてらす」が三月初めにオープンしたと言うニュースを聞いて
行ってきました。
広野町の役場の横に位置する「ひろのてらす」
左手の小山は「みかんの丘」と書かれています。
福島県双葉郡広野町は東日本大震災以降、
町民より作業員の方の方が多いそうです。
福島第一原子力発電所から20km圏ラインのすぐ外に位置するこの町は、
2011年3月11日以降は原発事故収束・最前線の町となったのです。
広野町の最北部に位置する「Jヴィレッジ」が
東京電力や自衛隊の前線基地となり、
全国各地から廃炉や除染にあたる作業員が集まってきています。
今は山中、今は浜、今は・・・トンネルの闇を通って広野原
と歌われてきた「汽車」は、
常磐線 開通の際に、いわき市 久ノ浜から広野町の間の景観を
歌われたものだと言われています。
広野駅構内にその歌碑が建立されているそうです。
避難指示が解除されたけれど戻って来たのはまだ約4分の1だそうです。
全町民が安心して戻ってこられる街づくりが進みますようにと願い、
この町を後にしました。