雑誌 「GORO」の付録
今はおそらく存在していないと思われますが、
「GORO」という雑誌がありました。
80年代、
学生の時に新聞即売業者で働いていた関係で、
売店等に卸す雑誌も時々目にする事がありましたので、
その時に何度か読んだ事がありますね。
旬の女優やアイドルのグラビアを扱いつつ、
当時の若者が関心のある情報を扱っている、
バラエティ誌みたいな感じでした。
女優のポスターが付録に付いている事もありましたね。
今日取り上げるのは、
ワークスツアーをやっていた頃、
1977年の7月号の「GORO」の付録です。
表紙
タブロイド誌に、
洋楽、邦楽を含めた情報が載っています。
全8頁。
2頁目にカールへのインタビューが、
掲載されています。
このカールへのインタビューというのは、
おおよそ、NHK・FMの番組、
ヤングジョッキーで放送されたものと、
ほぼ、同じものであると考えられます。
他にも、
当時、1976年に小学館から発刊された、
「THE MUSIC (ザ・ミュージック)」
という音楽誌がありまして、
そこに掲載されていたカールへのインタビューの内容も、
ヤングジョッキーで放送されたものと、
ほぼ、同じでしたね。
詳しい経緯など解るわけもないのですが、
この時のカールへのインタビューへの、
通話料金は、
音楽関係の出版社やNHKで、
折半していたのかも知れません。
目玉の情報だったのは、
このタブロイド誌にもありますが、
既に、「WORKS Volume2」なるアルバムが出来ており、
そちらの方は、ロックな仕上がりになっているので、
ファンにも受け入れられるのではないかという話でしたね。
もちろん、「WORKS Volume1」を気に入っている、
EL&Pファンもいたと思いますが、
当時、何も知らない中学生の私が、
ヤングジョッキーの放送内容と、
音楽誌を読んだ感じでは、
「音楽専科」誌の1つのレビューを除いて、
圧倒的に賛辞するものは、無かったように記憶しています。
そのような状況下でありましたので、
「WORKS Volume2」への期待は、
同年の3月末から聴くチャンスに恵まれた「恐怖の頭脳改革」を、
夏になっても全く飽きずに聴いていた事もあり、
いやがおうでも高まっていたわけですね。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。